のヮの@no05071730


五十路男の独り言集。
乱筆乱文はご容赦ください。

黒い砂漠日記掌話

2021年10月02日 11時34分36秒 | ゲーム

 

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フィラ・ク監獄で、看守も囚人も狂乱にとりつかれ、非常にまずい状態だとカタン兵士が言った。何回かの依頼の途中に、闇の精霊が無理難題を言い出した。

ついでにここの設備も壊そうぜ。

今の私にはここの看守たちの攻撃はさほど重くはない、しかし、数が多いため、気を抜くと一気に攻め込まれる可能性があるのだ。

だが、確かにある程度設備を破壊しておけば、奴らの勢力も少しは削ぐことになるだろう、とも思った。

フィラ・ク監獄は、監獄とは名ばかりで、複雑に入り組んでいた。上へ下へ行ったり来たりだ。

とにかく数を減らし、設備を壊し、効率的に素早く敵を倒すことを考え、剣さばきを少し意識して攻撃するようにした。

すると、ある瞬間から敵が面白いように倒れて行くようになった。回転を利かせた連携技がスムーズにつながるようになり、高速移動術と絡めて、気持ちいいぐらいにこちらの攻撃が決まる。

体力はそれなりに持って行かれるが、効果は目を見張るものがある。10人ぐらいに囲まれたことがあったが、この流れ技でその場に立ち続けているのは3人程度になるのだ。

その時の奴らには悪いが、この新しい連携技の練習台になってもらった。

だが、最後の討伐依頼が、ほぼこの監獄にいる数(1000人ぐらいか)を告げられた時、引き受けはしたが、さすがに一旦バレンシアに戻った。

私はそこまで命知らずではないのだ。しっかりと準備してから、討伐に向かうつもりだ。

 

 

 

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アルティノの闘技場。以前から闇の精霊にせっつかれていた依頼を進めた。

闘技場支配人のコナは、かつての闘技場の熱気を取り戻したいという。三対三で行うということで、シュルツのクンガを呼ぶことになった。もう一人はオークハンターのバーディー。

クンガはすぐに会うことができたが、バーディーは、エルビアの領域内にあるオーク占領地の中にいた。エルビアの領域に取り込まれたモンスターの中でも、オークたちは凶悪さが際立っている。

とにかく奴らと距離を置きつつバーディーの拠点まで進み、なんとかバーディーを説得した。

アルティノに戻ると、早速闘技が始まった。対戦する鋼の兄弟はさほど脅威ではない。三人目の赤い影と呼ばれる小柄な女性が、その体からは想像もできないほどの剣技と速さを持っていて、非常にやっかいだった。

あれだけ大言を吐いていたバーディーはあまり活躍できず、クンガも鋼の兄弟に手こずっていた。私といえば赤い影を牽制しつつ二人の援護をしていたが、それを赤い影が許すはずもなく、度々彼女の攻撃を食らってしまっていた。

それでもいうほど不利な状況にはならずに勝利を収めることができた。

この依頼を初めて打診されたのは、実はずいぶんと前のことだ。そのときの私は、今の私よりも大分弱かっただろう。そんな頃にもしこの依頼を受けていたら、おそらくただでは済まなかったに違いない。今の強さまで鍛えたからこそ、不安なく戦うことができたのだ。

鍛錬を怠らなかったことは、素直に誇っていいだろう。そしてそれは、これからも続けていくのだ。

 

 

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