先日、京都JEUGIA(ジュージヤ)での
YAMAHA MONTAGE セミナーに参加してきました。
デモンストレーターは氏家克典さん。
YAMAHAシンセサイザーの音色制作等を手がけているキーボードプレーヤーです。
さすがのテクニック、ロック系からジャズっぽいのまで、
音色に合わせた演奏が次々くりだされます。
前の記事でも紹介しましたが、
進化したFM音源(FMX)が搭載された、という、
AWM(サンプリング音源)とFM音源のハイブリッド機器、
SY99からどう進化したのか、が注目です。
こまかいスペックなどはYAMAHAのホームページを見てもらうとして、
http://jp.yamaha.com/products/music-production/synthesizers/montage/
ざっと、MONTAGEの印象を書いていきましょう。
まずは、とにかくレンジが広い。
ダイナミックレンジや周波数のレンジなどが広い。
広過ぎる、といっていい。
音の出口であるアナログ回路にかなりのこだわりがあるようで、
とにかく、出音がスゴイ。
映画音楽などのサントラがこれ一台でできそう。
逆にバンドだと、音のレンジが広過ぎて浮いてしまうかも、という懸念。
アンサンブルの場合、それぞれの楽器がそれぞれの周波数を受け持つっていう、
例えば、ベースだと低音、バスドラはもっと低音、ギターは中音、シンバルは高音とか・・
すべてのレンジをカバーしてしまうと、他の楽器とのバランスがとりにくくなります。
逆にいえば、それだけ音がいいということで、
今は主流のパソコンのソフト音源だけでの制作から、
MONTAGEのみを使っての制作でもいけそう。
購入するか、と言われれば、微妙なんですが、
かなり魅力的な仕上がりにはなってると思います。
初心者や機械の苦手な人には、ちょっとキビしいかもしれませんね。
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