パナマ文書、という文字を初めて見た時、
パッと思い浮かんだのは、バン・ヘイレンと旧約聖書。
バン・ヘイレンは「パナマ」っていうヒット曲があります。
旧約聖書は「死海文書(しかいもんじょ)」という
1970年代に発見された古文書、
黙示録の人類滅亡が、さらにくわしく書かれているとか、いないとか・・
「ぱなまもんじょ」ではなく「ぱなまぶんしょ」で、
衝撃を受けたのは教会関係者ではなく、
お金を持っている人が全部ではもちろんないでしょうが、
こうやって、税金を減らしてるわけですね。
もちろん、税務署などがこれをわかってなかった、
というのはありえないですね。
事業の規模と申告の所得税を見れば、わかるでしょう。
ではなぜ、放ってあったのか?
税金が一番とりやすいのは、サラリーマンの源泉徴収です。
社会保険料や市民税、府民税なども天引きですからね。
よく、金持ちから税金をたくさんとればいい、という人もいますが、
お金を持っている人は、海外へ逃げても歓迎されます。
海外で事業を展開されるより、日本で事業をやってもらって、
その社員から楽にとってしまおう、ということなのでしょう。
「サラリーマンはどうしようもないよ」
という声が聞こえてきそうですが、そうでしょうか?
例えば、ふるさと納税を使って、確定申告をし、
税金を減らすというワザがあるらしい。
「サラリーマンの信用」という武器を使って、
不動産を買い、それを賃貸にしてお金を得る。
小さな足並みでも抵抗して行くことが大事です。
しかし、パナマ文書問題も、
誰それ不倫とか誰それ麻薬とかいう手持ちのカードを切られて、
わいわい騒がされている間に、
また、あやふやにされるんでしょうね、嗚呼。