ある時期からキーボードに軽さを求めるようになった。
思えば60kgあったエレピ、Fender Rhodes(ローズともローデスとも呼んだ)から始まり、80年代にはエレピの音が出るデジタルシンセDX7がでて、軽くなったと喜んだ。
それでも重さは20kg近かった。
最近は、10kgでも重いと思う(^_^;)
ところが、軽いシンセはやはり音も軽い。
そんな中で軽さとクオリティのバランスがいいと思い買ったのが、このYAMAHAのMOX6だ。
特にピアノの音はさすがYAMAHAで十分使えると思う。
MOXシリーズはハイエンド機種、motif(モチーフ)の廉価版ではあるが、とにかく軽さが魅力だ。
さらにモチーフもXS、XFと進化するたびに起動時間が長くなり、一旦電源落ちると立て直すのに3分から5分もかかるので、その間に曲はほぼ終わってしまうことになる。
そんなわけでMOX6をかなり長い間、愛用していた。
(つづく)