増原亭の冷麺

最近僕が引っ越したのは、このブログでご存知の方も多いと思う。少し問題が残ってはいるのだが、やっと荷物も片付いたし、僕の城は完成しつつある。

今日は夜の仕事も無いので、ビールでも飲みながらアレンジをやろう・・。まぁ、作業が早い方ではないので、のんびりやっていたところ、同じマンションに住むベーシスト・増原巌から電話が入った。「冷麺食わへん？」

彼とは大学時代からの付き合いだ。思えば、僕がバークリーを卒業してニューヨークに出てきた頃、彼は既にマネス・カレッジで音楽の勉学に励んでいた。先に僕が日本へ帰国した後、彼も帰国し大阪で忙しくライブ活動をしていた。僕は一足先に東京で活動をしていたけど、その後、彼も上京し現在に到る。練馬はミュージシャンにとって住みやすい街なので、街中で会うことは有るかも知れない。しかし、流れ流れて、同じマンションに住む事になるとは、まさに「腐れ縁」というやつだな。(笑)

正直、冷麺という食いものはあまり好物ではないのだが、生まれてこの方、3度目に「冷麺って美味い！」と思えたのが、この彼が持参したものだった。麺のコシ、キムチの旨み・・。うーむ、さすがコダワリの男。(笑)　そういえば、大学の後輩の追悼飲み会で泥酔した後、彼の家に上がりこみ「コーヒー飲ませて！」とずうずうしく言った事がある。インスタントが出て来るのかと思ったら、メチャクチャ上等なコーヒーが出て来た。あまりの美味さに目が覚めて帰宅する事が出来た。(笑)

お互い家に有る酒をかき集め、朝までチャンポンで飲みまくった。いつもの如く、僕は何の話をしたか覚えてないのだが、何故か最終的には彼の部屋で世界遺産のDVDを見ていた。なんか、ジャズ界の将来の話とか、シリアスな話もたくさんした様な気がするのだが・・。ま、いっか。(笑)

今朝、目が覚めたらレッスン開始の30分前。う、二日酔いだ。最近、吐き気とかはしないのだが、単純に動けなくなる。いやぁ、キツかったぁ～。生徒さん達、ピアノの伴奏間違えまくってすいませんでした。(苦笑)