NOKIWO SQUARE Weblog

Take it easy

VAIO type S VGN-SZ53B_B もSSD換装 ついでにデスクトップもSSD化

2009年04月22日 | Weblog

前回、EeePC 900HAのSSD換装に気を良くして、PhotoshopやLightRoom等で画像処理にも使ってるVAIOもSSD化してみました。

まず、EeePCにも付けたBUFFALOのSSDで試してみたのですが、他所様のところで報告のあるように、ちゃんと作動しませんでした。
BIOSでは認識されてるのですが、その後アクセスランプが点きっぱなしで、リカバリできません。

仕方がないので、他のメーカーのを使うことになるのですが、こういう相性と言うかなんというか、ややこしいことがあるのでやっぱり慎重になってしまいます。

SSDと言っても、いろんなメーカーから発売になってますが、記憶媒体自体を制御するコントローラーは主に
Intel・Samsun・JMicronが多いようです。このうちJMicronは多かれ少なかれプチフリがあるみたいです。
Samsunは、BUFFALO製がSamsunのコントローラーを使ってるらしいので、これまた作動しなかったらいやなのでパス。
残るはIntelなんですが、これが高性能なんだけど高価なんですね~。
しかし、よそのブログを拝観してみると、このIntel製を使ってる方は、全く問題なく作動して、しかも相当快適に利用されてるようで
やっぱり良い物はいいんだなぁと、多少無理してこのIntel製のX25-Mシリーズの80GBのを購入しました。品番はSSDSA2MH080G1C5です。

VAIOのキーボードをばらして、SSDを換装。
電源投入であっけなく認識。
そのままリカバリも順調にいきました。

僕のVAIOも購入してちょうど2年。少し見劣りしだしてきたので、これでかなり快適になります。
でも、もうちょっと欲がでてしまって、思い切ってCPUも換装しようと思い立ちました。
いま載ってるのが Core2Duo T5500 と言う代物。
作動クロックが1.66GHz キャッシュ2MB FSB667MHz SocketM
この規格で合うCPUを探すと、最速のCPUにT7600と言うのがある。
作動クロックが2.33GHz キャッシュ4MB 以下同じ
これはきっと載るだろうと思い、その製品を探したのですが、もう廃版となっていて手に入りません。
仕方がないので、ヤフオクを物色。 おお!僅かながら出品されてるではないですか!
で、ちょっと迷ったけど、GETしました。


さらについでに、メインメモリも安くなってきてるので、ここで思い切って4GBのメモリも積むことにしました。 2GBを2枚差しね。

LightRoomとPhotoshopを使ってRAW画像を処理すると、VISTAではどうしてもメモリの使用量が2GBを越えるんです。
32bit環境で、4GBを実装するのはもったいないんだけど(実際は3.2GBしか認識されないから)、足らないよりはいいので、実装することにしました。


さらについでに、EeePC用に同じ2GBのメモリも買ってきました。

なんだか、すっかりパソコンにカスタム付いてます。

CPUにT7600、IntelのSSD、4GBメモリ。 爆速VAIOの出来上がりです。もうビックリするくらいに速いです。
PhotoshopCS4の読み込みなんて、一瞬です。
ついでにディスプレイキャリブレーションのeye-one Display2と言うのを使って、ソフトキャリブレーションしておきました。
このVAIOの使用感としては、マジで家のデスクトップより快適に仕事できるかも・・・・です。

EeePCの2GBメモリに関しては、まぁそこまでのマシンパワーが無いので、気休めで積んでみただけです。

ちなみに、余ったHDD、EeePCの160GB、VAIOの80GBは 玄人志向のHDDケースを2つ買ってきて仕込み、外付けHDDとして余生を送って頂きます(^.^)

ここで、VAIOが家のメインマシンの存在を揺るがすほどのパワーアップを図ったので、メインのデスクトップもなんとかしてやらねば・・・
しかし、ここまでで、かなり散財してるしこれ以上お金はかけれないので、VAIOで失敗したBUFFALOのSSDをメインドライブ(C)として仕込むことにしました。
幸いなことに、写真データーなどは2.5TBの外付けHDDにバックアップしてあるので、メインドライブはほんとにOSとソフトしか入ってない起動ドライブです。
使用容量は、シェイプして75GBほど。SSDが128GBなので、引っ越しOKです。ただし、添付の引っ越しソフトではうまく引っ越しできませんでした。
これまた仕方がないので、HD革命CopyDrive std Ver.3と言うソフトを用いて引っ越ししました。
僕のデスクトップは構成がかなりややこしいので、おまけソフトでは簡単に引っ越し出来ないみたいですね。

デスクトップのSSD化、かなり有効ですね。OSの起動も速くなり、ソフトの起動も激速です。
この先、容量が256GBで読み込み速度も300MB/sぐらいのSSDが安くなったら、また交換します。

SSDで速くなったら、もうちょっと欲が出て、CPUも・・・となるところなんですが、僕の使ってるマザーボードはASUSのP5K-E。ちょっと古めのマザーです。
載ってるCPUはCore2DuoのE6750。2.66GHzで駆動するものです。今からCPUを交換するとなると、やっぱり最新のCore i7 がいいし
それを載せるとなると、マザーボードもメモリも交換となります。うーむ、非・現実的!

じゃぁ! とオーバークロックに挑戦してみました。
デフォルトで、E6750は ベース333MHzの8倍で駆動してます。 だから333×8で2664MHzなので約2.66GHzですね。
今回は倍率は変えずに、ベースをクロックアップします。まず3.00GHz駆動を目標にして、ベースを375MHzに設定しました。
結果は、見事3.00GHzでの駆動に成功しました。
さらにもう少し追い込んでみましょう。目標を3.33GHzにして、ベースを416MHzに設定してみました。
結果は見事にフリーズ!!!
あんまり調子こいて壊してもいやなので、これくらいにしておきます。
3.00の駆動で問題なさそうなので、しばらくモニタリングしながら使ってみました。コアの温度もそれほど上昇しないし、このまま3.00で使えそうです。
では、実際にCPUを酷使してみましょう。僕はベンチマークプログラムは使わないので、実際の作業での差を計ってみることにしました。
LightRoomでEOS 5Dで撮ったRAWデータを現像処理してみます。適当にバックアップドライブからフォルダを探

すと、ちょうど良い37カット程度のフォルダを発見。
早速LightRoomに読み込んで現像をしてました。
まず、デフォルトの2.66の場合。いつも仕事でしてるように現像処理をさせてみると、37カットのRAW現像に2分32秒かかりました。
これを3.00駆動でやりますと、2分13秒でした。
たった37カットのRAW現像で、約20秒の差が出ましたね。多いときには2000枚程のRAW現像をするので、まぁこれからは3.00GHzで使おうかな。と思えるくらいの違いですね。

ちょっと撮影の仕事が落ち着いてきたので、こんなことして遊んでおりました。
それにしては、前々回のディスプレイといい、ちょっと散財してしまいました。
あ~、よぉ金使こうた。