うす曇りの一日、熊本県の小岱山(しょうたいさん)501.4mに
登ってきました。
熊本県の玉名方面から登山口を探してぐるぐる、やっと登り始めたのは
12時でした。
筒ケ岳、観音岳、七峰台、荒尾展望所からの眺めは、どこも
素晴らしく、天気がもう少し良ければ、有明海の先の雲仙も
望めるそうです。
登山道の脇には、椿の木が多く、今は観音岳の山頂付近にしか
咲いていない椿の花ももう少しすれば、山全体に咲くでしょう。
観音岳を少しおりたところにあったこの石、
ウサギの顔をしています。
反対から登ってきたら、振り向かないと気付かないでしょう!
6月頃には、ウスキキヌガサタケも見られるとのこと。
ぜひ見てみたいキノコです。
ウサギちゃんの石、よく似ていますね。 疲れている時出会うと
心がなごむのではないでしょうか。
雲仙岳は見えなくて残念でした。 小岱山は椿の名所のよう
ですが、椿の花っていいですよね。 そしてメジロがいたら最高
の絵になると思います。 (pole-poleさんの絵を思い出しました)
山麓には、たくさんの窯元、少し足を伸ばせば、夏目漱石の「草枕」ゆかりの那古井温泉(河内温泉) 。
学生の頃、熊本の本妙寺から峠の茶屋を通って、金峰山に登山しました。
草枕の舞台となったなみさんの幻想的な入浴シーンのお風呂も見たことがありますよ。
小説のほうが良かったですね。
少し難点を言えば、佐賀から2時間半かかるところかな。
ウサギ石は登山者がつけたということですが、
目を閉じているウサギにそっくりで、面白いと思いました。
晴れていたら、展望は最高だろうと思います。
ツバキにメジロはいい絵になりますね。
もう少し後に登れば、椿のトンネルも見られるでしょう。
晴れていたら、もっとよかったでしょうね。
本当に山麓にはたくさんの窯元がありました。
ヤマメさんにとって、思い出の地なのでしょうか!
嬉しい病気です、1座1座重ねましょう、今後とも宜しく
お願い致します。
漱石は好きで、いまも江藤淳著「漱石とその時代 4部作」を手元に置き、明治時代の雰囲気を楽しんでいます。