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HDR写真 (ハイダイナミックレンジ写真)を中心に、ときどき(3DCG・建築パース・酒・サッカー・音楽・囲碁)など

デジカメと画素数と印刷原稿と大判出力と私

2010年02月13日 09時51分48秒 | ■ announce
デジカメ高画素数戦争ど~のこ~のは常に関心持ってる。



仕事で印刷原稿作るときは350dpiだ。(印刷線数175×2)
600万画素クラスのデジカメだと3,000×2,000(pix)だから8.57×5.71(inch)でmmに換算すると217.7×145.1(mm)だ。
A4サイズ(297×210mm)にはとても及ばない。

A4印刷するためには4092×2893(pix)の大きさが必要。
つまり1200万画素クラスのカメラが要るとゆうことだ。

A4見開き、つまりA3サイズの写真を印刷原稿にするためには、
賢明なあなたならも~おわかりであろ~が、5800×4100(pix)(下二桁概略)の写真が必要で、
2400万画素クラスのデジカメが無きゃダメなのである。

ただ、実際は商品カタログでもA4見開き一発一枚の写真てほとんど無いし、
コストがかかりすぎる。

フィルムでは4×5や8×10で比較的簡単に大きな印刷原稿写真は手に入る。
世の中デジタル化が進みその便利さを享受してるので今更そんなでかいフィルムカメラ出動させるのはいやだ。(笑)

ここは是非とも今のデジカメの大きさで2400万画素に到達して欲しいものである。
もちろんそれに見合った撮像素子も開発せねばなるまい。
CCDであろ~がCMOSであろ~がfoveonその他なんでもええし。
しかも廉価に!(笑)

で、ペンタ645デジだが、今までの話の流れからすると、必要ない。
なんで中判デジなの?
意味わかんね。
撮像素子技術開発の停滞じゃね~の?
単にフィルム面大きくすればええとゆう旧態依然の考えに見えてしょ~がない。



話はうってかわって印刷原稿じゃなくプリンター出力のこと。

popなどでかい広告(A0,B0それ以上)は近くで見ないので150ppiもあればじゅ~ぶんだ。バヤイによっては120ppiでも。
例えばA0(1189×841mm)では、120ppiなら5620×3970pix。
CGの世界でゆえば、Photoshopやイラレでいきなり新規書類5620×3970pixに描いていけばできる。
3DCGでもレンダリング画像の設定をその大きさにすればいとも簡単に出力できる。

やっかいなのは現実のカメラで写した写真。
やはりその大きさの写真を得るためには2400万画素クラスのデジカメが必要なのである。
うん、無理やりの帳尻合わせができた。(笑)

・・・

注:文中「dpi」と「ppi」は厳密には違う概念ですが、いっしょにしても法律違反にはあたりません。
注:実際印刷現場では画像補完ソフト等で画素数をうまく上げて処理するバヤイもあるので必ずしも本文中のよ~なしゃくしじょ~ぎな数字が要るとは限りません。
注:「2400万画素?そんなにむやみに画素数あげても~、処理能力がど~だこ~だ」とご不満お怒りの諸兄、A3原稿がいっぱつで済むんですぞ、A0ポスターがいっぱつでできるんですぞ、それで98000円(希望価格)ってむっちゃお得やおまへんか。
注:「写真てほとんどPCで見るだけやし~、プリントつってもLサイズくらいなもんだし~」とかゆってるそこのお方、普段はLサイズ設定にしておけばええ、大は小を兼ねる。
注:将来、なんかの関係で過去写真を印刷原稿にしたり展のでかい作品にする場面に遭遇した時3000×2000じゃ惨めでっせ。原稿にしたら尼海女、無理矢理シャープネスやフィルター効果てんこもりで画質がびがびきんきん。う~、悲惨、こんなことなら6000×4000で撮っておけばえがったと嘆いても後悔先に立たず、酔っぱらって連れ込んでもべろべろで立たず、なんてことになること必至。
注:根本的にこの記事の考えは間違ってると思ったかた、なるべく穏便にオブラート5枚くらいに包んでから一呼吸置いてコメントしてくださっても可。