今日は日食の日。
みなさんはいかがでしたか?
うちのあたりは朝のうち、ざあざあと音が聞こえるほどの雨。
日食のはじまりは9時55分ということでしたが、9時30分を過ぎても小降りの雨。
でも、あきらめきれないので、予定通りに多摩川そばの公園に向かいましたが、最寄の駅に着いてもやっぱり曇天。
しょんぼりしながら、しばらくホームで様子をみていましたが、ともかく公園に行ってみることに。
うーん、太陽がどこにあるのかもさっぱりわかりません。
「いやー、雨に濡れたハスはきれいだねー、この風景を撮影にきたのよ、きっと」と自分を騙しつつ、しばし撮影。
ところが、最大の食の時間帯である11時12分近くに、一応、太陽が見えそうな空の開けたところへと移動していたら、あら、空が明るくなってきた?
雲のむこうに白い三日月形の太陽が見えました!
日食グラス越しでは見えません。雲がフィルターになっています。
大慌てでカメラを設置。
私のカメラは広角だし、太陽そのものは難しいから木漏れ日だけ撮るつもりでしたが、光が弱いせいなのか、場所が悪いのか、木に囲まれているのに天然の木漏れ日は見えませんでした。
ただ、ほんのわずかの時間で撮影はできませんでしたが、バスカードの穴から三日月形の光がくっきりと結ばれるのを見ることができました。
ちいさい三日月が並んでいる姿はかわいらしかったです。
その後もずっと曇りでしたが、一度、空の明るさが強く感じられるときがあったので日食グラスを使ってみると、黒い中に黄色っぽい太陽がちょっと欠けた状態で見えました。きれい。
観測しているあいだ、後ろの方からボランティアの方なのか、大人に引率された子供の集団がやってくるのが見えました。
うつむいて作業していて、ふっと顔をあげたら目の前に引率の方がいて、「はい、みなさん、ここで止まって!」
次の瞬間、びっしりと子供たちに取り囲まれていました。
穴のあいたバスカードなどを見た引率の方に、「こうやって観測するんですねー」と言われて、木漏れ日現象の説明をすることに。
突然のことだったので、ぎこちなかったと思いますが、子供も引率の方々も熱心に聞いてくれました。
びっくりしたけど、こういうのもおもしろいですね。
さて、一応、針穴カメラで太陽を撮影したので、すぐに現像してもらいました。
ネガを見る限り、とてもちっちゃく写っているように見えますが、スキャンするか焼いてもらうかしないとどうだかわかりません。
長尺で帰ってきたので自分でカットしないといけないのですが、慌ててやると失敗しそうなので、とりあえずスキャンはお預けです。
↓は、夫がデジカメで撮影した写真です。雲が減光してくれたおかげでコンパクトデジカメでもOKでした。

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