今年の干支、牛の人形第2弾が先日焼き上がった。
ホルスタイン種の牛の親子。
陶芸教室で制作した第1弾の干支人形とは別に
山のアトリエで作った自主作品だ。
牛の親子を作ったからには…やっぱりこれでしょ!(笑)
仔牛におっぱいを飲ませないとね。
でも、こんなのもアリかな?
亀みたいに、♪ 親牛の上に仔牛を乗せて~♪ (笑)
「そんなの…絶対にありえませんから!」
あら、ノラくん。見てたの?
「オバサン、年甲斐もなく悪ノリし過ぎです!」
ですか…こりゃ失礼しました!(笑)
ということで、心を入れ替えて
同じ窯で焼いた陶芸作品もついでにご紹介。
これら全て磁器土にモロッコ風の絵付けを施したもの。
縁飾りのあるオシャレな小鉢。
丸型の小皿。
四角い小皿。
そして4枚のモロッコ風デザインタイル。
実は、このモロッコデザインは
2018年1月にモロッコを旅した時に訪れたフェズの陶器工房で
お土産に買った陶製タイルの図柄を参考にしたもの。
イスラム王朝の都として栄えたフェズは伝統工芸が盛んで
北アフリカ有数の陶器の生産地として知られる。
今でも職人たちが一つひとつハンドフリーで模様を描いていて
「フェズブルー」と称される美しい青が特徴らしい。
私が買った陶製タイルもその「フェズブルー」の手描きで
モロッコの伝統的な模様が描かれていた。
そのイスラム圏らしい素朴な幾何学模様が気に入り
今回真似して作ってみたのだが…
なかなか良い感じに焼き上がったんじゃないかと思う。
「なぁ~んだ、パクリだったんですかぁ~」
そ、そうだけど…何か問題でも?
「別に…オバサンがそれで満足なら構いませんけど…」
え、何? どういうこと?
「真似じゃなく、自分の作品を作らないと…」
そ、そうだね。(汗)
「じゃないと、いつまでも上手くなりませんよ!」
「ま、オバサンには無理かも知れませんけど…」
そう言うと、ノラはご飯を半分残して帰って行った。
ノラにゃんこは時々痛いところを突いてくる。(笑)