趣味の陶芸による干支の人形づくりも今年で3年目。
遅ればせながら2月も半ばになって
ようやく今年の干支、うしの置物が完成した。
月2回のペースで通っている陶芸教室で
昨年12月から作り始めたのだが
思った以上に時間がかかってしまった。
「やっと私たちの出番が来たようね!」
「モウ~ッ!ホントに…ずいぶん待たされたよ。」
待ちくたびれた茶色い牛はジャージー牛。
おかしな目つきで何処を見ているのか
何を考えているのか…さっぱりわからないが(笑)
このすっとぼけた表情が気に入ってる。
こちらはホルスタイン牛の親子。
ジャージー牛が待ちくたびれた原因は
何を隠そう!…この母牛の制作に
かなりの労力と時間を費やしてしまったからだ。
要は、私には難しかった…それだけだ。(笑)
「ねえ、母ちゃん!ボク、腹へった!」
「じゃあ、オッパイをしっかりとお飲み!」
「わ~い。オッパイがいっぱい…」(笑)
「いいなあ~、オッパイいっぱい…」
「ジャージー君も飲む?母ちゃんのオッパイ…」
「飲んでもいいわよ、私のミルクは売るほど出るんだから…」(笑)
「え、マジで?あ、でも…ボクはいいです。」
「はぁ~何で?母ちゃんのミルクは美味しいのに…」
「そうそう、遠慮しなくてもいいわよ。さ、どうぞ!」
「そうですか?じゃあ、お言葉に甘えて…」
こんな会話が繰り広げられていそうな
今年の干支、牛の人形たち。
この干支の人形シリーズが一巡するには12年かかる。
今ようやく3年だから、あと9年。
残りの干支9体を作り上げ、全部の干支が揃う頃には
何と…私は80歳に近い年齢になる。(笑)
それまで陶芸が続けられるかどうかわからないが
何とか頑張って作り続けていきたいものだ。