Ⅵまでが至高。Ⅶ以降は嗜好。(個人の感想です)
その至高のファイナルファンタジーシリーズ6作品がピクセルリマスターとして、昨春にNintendo Switchでも発売。
儂が購入していたのはアジア版パッケージソフト。
そういや儂は、初代オリジナル版をまともにプレイしていない。
そもそもが1987年12月発売ということで、約2ヶ月後には日本全土がハルマゲドンが待っていたので、得体も知れぬRPGに手を出す余裕は無かった。はやい話、金が無い。同月にはファミスタ'87予約してたし。
で、初めて初代FFをプレイしたのは平成に入ってから。
その時もクリアせず途中までしか遊ばなかったので、今回初クリアを目指した。
物語の根幹となるクリスタルは、初代にて既に確定。以降シリーズでも、クリスタルが重要な位置付けとなる。
いきなりフィールドマップに放り出されるのは、昭和のRPGの基本(?)。
ま、流石に1987年末ぐらいとなるとファミコンユーザーにもRPGは浸透しており、城に入らず進めるプレイヤーは少なかったと思われる。
城に入ると城名が表示されるのは親切ですな。
「◯◯城へようこそ」「ここは◯◯の村です」といった案内人キャラが省略出来ます。
王様に会い、実力を試すとの建前で、未解決事件の王女誘拐事件の解決を依頼されます。
誘拐犯は国で一番の騎士とされたガーランド。
俺か俺以外か?ってところでしょうか?
姫の身柄との引き換えに国主の座を要求してるみたいです。
ファミコン版では「王女と一緒にさせろ」、要するに「ヤラせろ」とか言ってたのに、随分とエロぅなったもんです。
FFの特徴として、「はなす」「しらべる」などコマンド選択ではなく、対象の前でAボタン押下だけで済むこと。
ドラクエなどの一般的なファミコンRPGがコマンドウインドウを開いてから選択していた頃に、これは非常に画期的でした。操作のストレス軽減が図られていました。
戦闘シーンもドラクエと差別化を図ったのかサイドビュー。
以降、戦闘シーンがサイドビューのファミコンRPGも増えていったと記憶してます。
また、「◯◯の攻撃。◯のダメージを与えた」「◯の経験値、◯ゴールドを得た」的なメッセージを排除し、テンポを良くする工夫が見えたのも素晴らしかった。
まぁ、流石に今見ると、ファミコン版は古臭さが否めないが、ここからRPGの新しい形を作ったのは事実だろう。
暫くレベルを上げた後、最初のボス、且つラスボスのガーランドをヌッコロがし、
王女を救出。
「あのガーランドに打ち勝った者は初めてです」と言われてもね。そもそも4対1ですしね…
で、コーネリア国の王女に代々伝わるリュートを受領。
これって間接接吻?とか言ってドキドキするのは中学生までだ。
そして、復旧された橋を渡るときの演出が、FFは魅せるRPGとして決定付けたと思われる。
ファミコン版で一枚絵を挟んで来たときは、素直に凄いと思ったよ。
FFといえばシドの飛空艇。
今作ではシド本人は出ないが、Ⅱ以降では重要な役どころとなる。
また、ファミコンRPGで、空を移動できたのは初?
他に、ファミコン版に有ったお遊びは、ピクセルリマスターでも収録されてました。
有名どころのフシギナジュモン。
「るえとっぜん たぼるせんゃき」
既に発音すら出来ない。
有名人の墓が有ったり…
「リンク、ここに眠る」
ロトやらフリオニールやらも他社作品に墓があったりしますしね。
元々は、ナーシャ・ジベリにより勝手に入れられていたという16パズルも収録。
容量が殆ど残っていない状態で隠しゲームをこっそり仕込むのが、天才と言われる所以か?
なんやかんやで、元ガーランドと再会。
程なくヌッコロがし。
おしまい
今風のリマスターやリメイクと同様、オマケもシッカリしてましてね。
出会った(倒した?)モンスター一覧と詳細データ。
おや、これはBEH◯LDERさん?改名したのかしら?お姿も若干変わっるような?日本人名だと土下座ェ門かしらん?
また、出会って(倒して?)いない敵は空欄。
No.103とNo.118を取りこぼし…
一体どのモンスターやねん?
他には天野喜孝のよるイメージ画やら、
キャラクター画やら。
なんちゅうかね、これだけでお腹いっぱいですよ、儂は。
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