終日雨。きょう5月19日は60年安保闘争の火が噴いた日。岸内閣が調印した新安保条約の批准を自民党が強行採決した。学生・労働者の怒りが爆発しあちこちの大学のキャンパスや教室で民主主義の危機だと学生・教授らの抗議の声が上がった。国鉄労働組合などのストライキも支援したなあ。思い出す50年前。国会・上京団、「ハガチ―来るな」の抗議も。御堂筋のフランスデモも。「声なき声の会」の市民も、こどもも「アンポハンタイ」を真似て政治に目を向けた。
梅雨入りした大阪千里はきょうも薄暗く「緊急事態宣言」が長引くまちは静か。新型コロナの感染者は4ケタ台を脱したものの477人と多数の発症。豊中は19人。ソファに寝転んで「地球が燃えている」を読む。近ごろ気候変動に楽観的な見方をする論者を見かけないが、「2050までに炭素排出量ネットゼロ」にという国連ⅠPCCの目標達成への経済人政治家の行動は緩い感じがする。お昼はざる蕎麦。わがまちの駐車場脇にタチアオイが咲き始めた。鬱陶しい日が続くなか元気をもらう。
暗き日々心まっすぐ立葵