ノーやん日記パート2

秋のまちを徘徊すれば

 晴れ。あさから町内あちこち用事廻り。道中あれっと思った景色をガラケイ撮り。上から、布団のような雲を浮かばせる箕面連山、居住者不在の団地で咲くツバキのような白い花、1丁目の団地マンションを縦貫するケヤキ並木の薄紅葉、団地と背中合わせの集落の畑に伸びる細い竹(笹かも)。

 南千里の千里図書館で「竹の種類が判る本」を調べてもらう。千里丘の図書館にあることが分かったが愚老の図書館カードが「広域利用・豊中」のため資料の取り寄せは不可という。千里丘まで出向くのはたいへんや。

 残念ながら竹林の千里(豊中)住民も吹田の千里図書館では資料へアクセスする融通が利かない。せめて千里のことなら何でもわかる千里図書館へサービスアップをしてほしいね。

 お昼は、パスタ・チーズポロネーゼ(即席)+インゲン豆と肉団子。

 午後、南千里の図書館へ行ったついでにフードショップでトマトを買おうとしたが高値なので諦めて2切れ100円の土生姜だけ。酒屋さんで獺祭のような酒、「純米大吟醸45 獺祭」というA酒造の180ml499円を買う。

 正岡子規の忌日は9月19日で獺祭忌という。子規がカワウソのように餌を並べて食している自分の姿を擬えて「獺祭書屋 主人」と名乗ったことに由来するとか。半知半解だが。

 「獺祭」といえば山口の名酒。いちどは呑んでみたいと思っていたがアベ元首相のイメージがダブって敬遠していた。

 それがきょうは高値の小トマト一つ120円から清酒「獺祭」499円へ購買意識が急転した。もちろん子規は呑んでもいない酒。さて、どんなんかなあ。

 名を知らぬ竹の畑と枯欅 昇龍子

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