



晴れ。十月のお終い。いいお天気が続いた。食欲の秋なのに安物買いにあけくれた。でも奈良の柿とか吹田の長茄子とか美味しかったな。けど、きょうも南千里のフードショップで媼グループの「トマトが高いね」の声にほんまやねと頷いた。思いはみな同じ。ネギもダイコンもやで。妻がダイコンが食べたいという。けど「手がでん。堪忍な。母ちゃん」。
その代わり、安売りで買うた北海道産のカットカボチャをフライパンで蒸す。手間いらず。塩と水だけ。蓋して10分。ちょっと水が多すぎたようだがまあまあか(写真)。
あさ、千里東町のフードショップで安売りのアメリカ産豚肩ロースと京都の木綿豆腐を買って千里中央公園へ。
園内入り口にできたイタリアンカフェとかいうお店に午前10時前から100人近い若い女性の行列。男子は2,3人。なんやろな。
目当ての安場池へ。飛来した鴨が3羽着水する瞬間だった。オシドリと思うがすぐに対岸の繁みに隠れ、キャッキャッキャッと甲高い声を挙げた。
桜の丘に登って桜と安場池を眺める(写真)。子どもの遊び場になっている4つの陶器椅子のひとつに「げんこつ山のたぬきさん」というのがあった(写真)。「げんこつ山のたぬきさん/おっぱいのんでねんねして/だっこしておんぶして またあした」。なぜかこの童謡、乳枯れした母に泣きじゃくった愚老の幼時を思いおこす。
不人気なK政権をM紙がテストした結果をネットで見る。0点が最多で平均点は31,6とか。つまりは落第。愚老も高校生時代の数学の点数がそのあたりだったので妙な同情をする。ぼくの場合は中学生時代、数学の授業中にある先生からチョークを顔に投げつけられいっぺんに数学嫌いになった。高校でも解析の問題で黒板に立たされなにも解けず大恥かいたことがある。K首相の場合、何か思い当たることはないですか。M紙のテスト結果をどう受け止めますか。知りたいな。
南瓜炊く技あり鍋の水加減 昇龍子



