ノーやん日記パート2

「武漢日記」と「この程度」の人

 晴れ。千里図書館にリクエストしていた「武漢日記」(方方著)がやっと順番が来て読む。まだ読み始めて40頁ほどでしかないが「ふんふん」と思うことが多いのでメモしておこう。新型コロナ感染爆発を体験した現代中国を代表する作家の記録。ぼくもコロナ日記めいたことを綴っているが、方方氏にはコロナウィルスとたたかう姿勢が貫かれている。背筋をしゃきっとさせられる。

 「感染症は無数の世相を暴き出す」「中国各地の官僚の水準も暴き出す」「さらに、私たち社会の病巣も暴き出す」「軽率に『ヒトーヒト感染はない』『予防も制御もできる』と(専門家たちが)人々に語る時点で、すでに大きな罪を犯しているのだ」…。大阪の現実を見ていて「そのとおりや」と思う。

 内閣官房参与という高橋洋一嘉悦大学教授が9日、「この程度の『さざ波』これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイッターに投稿し批判されている。人の「死」も「この程度」という尊大な人。コロナに立ち向かう政権の姿勢が判る。きのうの死者は全国で70人。新規感染者は4,937人。大阪668人、東京573人、愛知426人…。「この程度」に菅首相は「個人の主張」と庇った。冷淡宰相。お昼は讃岐の月見うどん。インゲン豆とシメジ、蒲鉾入れて。

 昼前、千里津雲台の業務スーパーで豆腐、糸コン、乾麺蕎麦など買う。道々吹田千里郵便局前のナデシコ、バラ、メキシコマンネングサをガラケイで撮る(写真)。

撫子や文交わす世の廃れおり 昇龍子

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