ノーやん日記パート2

花の香の喜び

 晴れ。あさ、千里局花壇当番日。出がけに同じ棟のBさんのご出勤に会う。行き先は同じせんちゅう。「きょうはちょっと寒いね」。シャツ一の愚老を見るなり「大丈夫?」「働くから大丈夫」と言うと「気いつけや」「ありがとう」と交わし、Bさんは電動で愚老は足漕ぎで。

 きのうの雨で水やりは不要、「きょうも掃除だけですね」。Mさんと2人作業。土砂混じりの落ち葉が排水溝に溜まり結構足腰使う。作業中、先日花の香を嗅ぎたいと立ち寄られた視覚障がいの男性がきょうも白杖つきながら少年の手引きで来訪。「お花はもう終わりですが」と言いながらガイドする。「わあ、いい香り。家にいたら布団の匂いを嗅ぐだけだもん」といって満面に笑みを見せた。スウィートアリッサムの花だった(写真)。Mさんに「よかったね」。園芸ボランティアの喜びを共有する。

 帰路、千里東町の豊中八中の土手に咲くアジサイとカンゾウをカシャカシャ(写真)。フードショップで鶏むね肉や豚ロース切り落とし肉など買って帰宅すると、D棟のDさん、C棟のHさん、B棟のNさんに顔合わす。みなさんお元気な様子であいさつする。Dさんはきょうは杖なしだった。Hさんはことしご主人に先立たれたという。

 おひるは、たぬき蕎麦。妻は、ふらつきを覚え食欲なし。南瓜の蒸し煮をつくったが手をつけず。どうしたもんかな。S病院に入院中だった友人のNさんがG病院に転院したという知らせ。90歳という高齢で手術したSさん、余命を告知されて自宅療養中の90歳のSさんのことも長生きを念じるしかない。

 死ぬまで生きることを公言した愚老としては、全身(心)世のため人の為になることに微力を尽くしかない。老い耄れてから人の幸せとは何ぞやを考える。

花の香を訪ねし人の笑みけさも 昇龍子

 
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