クロッカスは花弁を閉じている(写真上)。雨の中、まるで蝋燭の灯のように明るい。鎮魂の花か。東北大地震から間もなく一周年。犠牲者を弔って咲いているようにもみえる。その脇でチューリップが地面から縦隊をなしてせりあがりつつある(写真下)。春の交響詩が間もなく開演する。ぼくは舞台袖でじっとみる。
シャンソン歌手・別府葉子さんの「私の心はヴァイオリン」「愛の讃歌」「サンタマンの森」をタダ聴きする。ブログで。
ふと、少年時代に口ずさんだヴェルレーヌの詩、「秋の日の/ヴィオロンの/ためいきの/身にしみて/ひたぶるに/うら悲し…」。ノータリンの脳に蘇る。ふしぎや。「サンタマンの森」もなんとなく少年時代を呼び起こされた。
上田正昭さんの「大和朝廷」を読む。
鎮魂の明りを灯すクロッカス 愚老
そぼふるや鎮魂の灯のクロッカス 同
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ノーやん
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