晴れ。きょうは千里西町の千里局花壇の1人作業当番。千里図書館に「両手にトカレフ」を返却し新御堂の陸橋を渡って花壇へ。花壇はところどころ花株が抜かれ土が露わに。マリーゴールドやジニアもほぼ終わりでわずかにアゲラータムとアンゲロニアが頑張っている。雨上がりなので潅水は不要。落ち葉清掃に集中。欅とユリノキの落葉が路面や側溝に張り付いて難儀する。なんともいえぬ「わび」「さび」を覚える。芭蕉句やヴェルレーヌの「落葉」「秋の日のヴィオロンの/ため息の身に染みて/ひたぶるにうらがなし…」が浮かぶ。
今夜娘が来るので東町のフードショップで用意する。お昼は、パスタ・自家製ペペロンチーノ。ゆんべの豚コマと小松菜炊きを使って。
新型コロナ新規感染者。11月1日発表分。大阪4,009人、東京6,520人、全国6万6614人。死者78人。これはヤバい!日本ギブアップ状態。サラのマスクして買い物に出る。10mほど先で両手を振る人がいる。はてなと目を凝らせば元管理組合役員仲間のMさんや「マスクで分からんかった」「マスク生活なので」。いつまで続くのか「マスク」。「マスク」のない暮らしへの見通しもなく武器の爆買いに狂奔する政治。コロナほっちらかして「マスク」して戦争すんのか。
「芭蕉辞典」(飯野哲二編)で「わび」「さび」を調べる。「わび」は実生活上のある種の感情で「さび」は形象化された俳句の色調(ニュアンス)という。で、「わび」は、(イ)さびしく思い煩うこと(上代)(ロ)閑居をたのしむこと(中世)(ハ)簡素な風趣にひたること(近世)という具合に時代によって意味が変化してきたという。現代の「わび」「さび」は。
落ち葉降る雨後の花壇のわびを知る 昇龍子