曇り。あさ9時には気温30度。クマゼミが大合唱。リフォーム工事屋さんが「ここは蝉が多いですね」。そうかなあという顔して「……」。パソコンに向かう。新型コロナの新規感染者、きのう(2日)は全国(37都道府県)で1324人。東京292人、大阪194人、愛知160人、福岡145人。変わらぬ傾向。豊中7人累計157人だった。緊急事態宣言解除後の感染再拡大の重大事態。けど政権は動かず。というか、経済の再稼働を期してGo Toトラベルキャンペーンの前倒しに踏み切ったまま。いまは、お盆の帰省を控えてくださいという。どうにもならぬ自家撞着に陥っている。経済の再稼働をいうのなら、感染源を突き止めPCR検査を徹底し対策を講じるべきではないか。その手が抜けている。おサボリ政権の日本は人口比のPCR検査率が1世界150位以下と聞く。医療・介護・福祉・保育事業など対人的な仕事に従事する人は検査の対象にしてもらいたい。安心のないところに経済はなりたたない。お昼は妻のつくった高菜のおにぎりと水。
昼前、千里南公園へ。公園北端の花壇をみる。目に入るのはカンナ。黄色の花の中に赤いカンナが目立つ。一句考えるが浮かばない。部屋にもって「日本の歴史3奈良の都」の続きを読む。8世紀初頭の律令制度の話。19人の編集者が作業したという大宝律令。編集者を指揮して完成させたのは持統女帝ではなかったかと青木和夫先生は言う。律令制度は「法治主義」の原点のように思えた。きょうのリフォーム工事は午後3時に終わる。作業は今週いっぱいつづく。無理やり一句。
黄の群れに紅一点のカンナかな 昇龍子