曇りのちときどき雨。蒸し暑さがちょっと和らぐ。あさ、「日本語の世界1日本語の成立」(大野晋著)の続きを読む。縄文・弥生時代から日本の東と西の文化の違い、万葉集の防人の歌や東歌にみる東国人の方言的特徴を勉強。
日本が文字時代に入った経緯を勉強。大陸から渡来した帰化人が漢字を日本語に読み充てたことや漢字を勉強した聖徳太子が書いたとされる三経義疏の漢文など日本語の“創成期”を学ぶ。魏志倭人伝、古事記、日本書紀、万葉集などで使われた言葉を見直してみなくては。
あさ、千里局の花壇当番へ。新千里西町にある新千里消防署に「9月9日は救急の日」の横幕(写真上)。豊中の消防は救命力世界一を誇る。消防隊員の努力の賜だろう。維新府政は数年前、真逆に千里の救命救急センターへの補助金をカットした。住民のいのち守る仕事は地方自治体のいの一番のはずなのに。頑張っている若い消防隊員のみなさんに敬意を表します。
コト(言)とコト(行為)はもともと同じことば。なのに言と行が一致しない社会や政治をうむときがある。日本には「嘘も方便」ということばがあるようにうそが許容される。それに乗じてかいまは、人をペテンにかける政治が蔓延している。とりわけ国政と大阪では。お昼は、納豆ぶっかけそうめん。
午後、YouTubeで「大阪都構想」を解説しているニュースをみる。すでに住民投票で否決された大阪市解体構想だが、「バージョンアップして」再度住民投票にかけるという。大阪が成長するためという「ほんとうのようなうその話」で大阪市をなくし4つの特別区に解体する話。「(府と市の)二重行政の無駄をなくす」というペテン。計算高い大阪人はうまい話には簡単に乗らないだろうが危ないぞ。
言の葉の古辿る千日紅 昇龍子