晴れ。きょうは憲法施行75年目。戦後の日本の平和と民主主義・基本的人権を支えてきた大本の「日本国憲法」が権力者たちによってかつてない攻撃にさらされている。憲法に縛られるべき権力者たちが、中国やロシアの覇権主義行為に乗じて「改憲」と「核兵器共有」を叫ぶ。この75年間、生存権、労働基本権、教育権、男女同権、環境権など諸権利の多くは「国民の不断の努力」・たたかいで実現してきた。それに反して戦後、保守政党の為政者は国民には知らしむべからず寄らしむべしの姿勢で(世界標準に逆行)対応してきた。いまもその姿勢変わらず。より狡猾に国民を支配統制しようとしているように見える。これに対抗するには国民が日本国憲法(国連憲章も)を錦の御旗に権力者の悪だくみを封じ込めるしかない。そう思う。
日本のマスメディアは権力者の情報操作に乗っかって経営されているように見える。東京五輪は露骨だった。「改憲」誘導もしかり。けど、国民の戦争はいや、核兵器「共有」なんてとんでもない、平和に生きたい、なんで日本は核兵器禁止条約に参加せえへんねん。思いはみんないっしょ。万国共通。「敵基地攻撃能力」とか軍備増強とかも望んでえへん。その声がある限り権力者の思惑は必ず行き詰まる。プーチンも同じ。「改憲」の是非を問う世論調査結果が出ているが平和を願う世論は不動と確信する。参議院選挙が近い。平和か戦争かの選挙。ぼくはやっぱり、真剣に平和を考えている政党は共産党をおいてないと思う。お昼は、パスタ・ミートソースにベーコンエッグ・インゲン豆。
新型コロナ感染者。きのうは豊中2桁の55人、大阪は3桁の926人、東京4,337人、全国1万9353人。死者30人。
憲法記念日75年生きてきて 昇龍子
