晴れ。きょうはクリスマス・イブ。信仰とは関係なくケーキやローストチキン（昔は七面鳥だった)を買ったり子どもにサンタのプレゼントをする。戦争疎開していた頃もサンタが枕元の靴下にお土産をくれると信じていた。キャラメル一箱が嬉しかった。
ことしも、ケーキとローストレッグとワイン、愚老のかやく飯で一家晩餐する。ケーキ屋さんはコロナ対策もあって列ができた。ケーキ屋さんの稼ぎ時。節分は寿司屋さん、丑の日はウナギ屋さん、バレンタインデーはチョコレート屋さん。商売繁盛ササもってこいはえべっさん。お昼はゆんべの肉団子汁の残りを温めて汁パスタ。
今夜のかやくめしはニンジン、コンニャク、薄揚げ、シメジ、鶏モモの具いっぱいに。
新型コロナの新規感染・死者増える。大阪は新規感染10,537人、死者は累計で7014人。全国最多。東京17,332人。全国17万4079人。きのうの死者371人。けさ、友人で先輩のSSさんの訃報を知る。90歳。1960年代から70年代にかけての青年運動のリーダー。波乱万丈だったのでは。愚老も渦中の一人。慎んでお悔やみ申し上げます。
女優の妻乙羽信子さんに先立たれた新藤兼人監督(100歳で死去)が独り暮らしの88歳で書いたという「老人読書日記」を再読する。すごい知力と生命力に刺激される。夏目漱石もこだわった「私とは何か」「私の個人主義」。21世紀も未成熟な日本の人権意識を想う。
神仏に頼らずケーキのクリスマス 昇龍子
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