晴れ。Yさん宅で年寄りのおしゃべり。お互いの病気情報交換。治癒の展望のない話ばかり。ちいと希望の持てる話はないの。「昔はなあ…」に終わる。スウェーデンのグレタ・トウンベリさんや香港の若者の雨傘運動に希望を持つ声は出る。が、関電の原発マネー還流疑惑に日本の若者はどうなの。「ぼくには関係ない?」。そうなっているんじゃない、と。お昼は納豆ぶっかけ素麺。ネギともみ海苔もたっぷりと。
午後、バタバタ用事しながらスーパーで自転車の前籠カバーを買う。途中、萩の花が揺れている姿に足を止める(写真)。「台風19号接近中」スーパーの貼紙。そんなこと分かってるがな。小文字で「備えは大丈夫ですか」。消費者心理を揺さぶる作戦。「そうか、お父さんのお酒も買うとこか」てな奥さんは稀だろうが、わが輩は咄嗟に反応し酒売りコーナーで越乃寒梅300ml500円を買う。酒を買えば肴も欲しくなる。下衆な爺。
昨日来、台風来るなと祈願していると話すと、Yさんの奥さんから「台風に手紙をだしたら」と言われた。一瞬どこへと思ったがぼくは、台風回避のシグナルのように思った。地震と台風、この予知・予測できぬ災害への備え。問い合わせ先は行政府しかないだろうが。
萩の花揺らし台風接近中 昇龍子