ノーやん日記パート2

サフランモドキ

 晴れ。きょうは娘が来る日なので焼き肉かなんぞ具材を買いに。チキンカレー用にトマトピューレも。アイスキャンデーも2箱。

 豊中八中の土手にヒガンバナ科のサフランモドキがあちこち咲いていた。タマスダレ属でゼフィランサスの仲間という。世話しているおっちゃんが「きれいやねえ」と花を褒めていた。頷く。白花サルスベリも珍しい。(写真3枚)

 部屋に寝転んで、高見順「終戦日記」昭和21年11月まで。自己の体調と仕事、世相・風俗…ないまぜ綴る。「肉体の悦楽を唱えている」坂口安吾を「一種の痴呆」と酷評する(11月30日)一方、自身については「否定ばかり書いている」「生の肯定」を「そのうちに書いてみたい」(11月29日)という。

 「人間に完成はない」「一日一日をたしかに生きて行こうという覚悟である」「この日記を私は起きると書いている」「頭をよくしようと思って日記を書いている」(11月30日)。俗人の愚老日記は「呆けまい」と書いている。

 お昼は、長芋摺りおろしざる蕎麦。
蝉殻や生き抜き腹を千切られて 昇龍子


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