ノーやん日記パート2

OB会のちから

 曇り。午前中、老人会の行事で会長さんとやりとりする。お昼はたぬき蕎麦。午後、千里阪急ホテルで大学のサークルOB会。1983年にO君の偲ぶ会を開催して以来11回目のOB会。3年おきにやろうとぼくが言い出した手前やったのだが60年安保世代のわれらよわい80歳になる面々や。

 意気軒昂に国を論じ人間を論じ、唐詩人のように漢詩を吟じた。新興詩吟の会を全国に広める活動をしているS君が盛り立ててくれた。消費税論あり宗教論あり天皇制論あり日本書紀・万葉集論あり、学究の自説を交わすOB会となった。

 われらOB会は歌手も呼ばない宴会だが、とても桜を見る会のように5000円ではやれなかった。総理大臣が主催する行事は格安でできるんや。そうなると、だれしもぶら下がりたくなるやろなと同情した。しかしこの政権倒せるのか。自信ありげなことをS君が、高知の知事選への野党の結束ぶりを見て語ったのが印象に残った 。

 ぶらさがる蓑虫なりし齢かな 昇龍子

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