日本ASL協会のスタッフから国際手話受講生向けにガイド依頼の打診があり、4月13日と14日の2日間、オーストラリア人ろう者をガイドさせていただきました。
初めは13日だけの予定でしたが、東京の複雑な交通機関に不安を感じておられていたので急遽14日もガイドすることになりました。
13日は浅草&両国周辺と東京駅丸の内駅舎、14日は「義」ラーメンとスカイツリーを案内しました。
ご高齢の方だったため、適度に休憩を取り入れながら、ゆっくり行動しました。黄砂の影響なのか、スカイツリー展望デッキから富士山が見えなくて残念でした。
↓ 東京駅で説明をする宮本一郎講師(右)とオーストラリアろう者(左)
オーストラリア手話、指文字の読み取りが難しかったですが、一緒にガイドを担当した方にたくさん助けられ、スマホの動画や写真、簡単な英単語の筆談をしながらコミュニケーションを取りました。2日間一緒にいるうちに話したい事が大体分かるようになって嬉しい気持ちになりました。
初めての外国人ろう者のガイドで、とても緊張しましたがいい経験になりました。国際手話を知らない外国人ろう者への対応の仕方、ガイドのやり方、説明のやり方等々、たくさん勉強になりました。座学だけじゃなくて、実践することが大事だなと改めて思いました。また機会がありましたら、お手伝いさせて頂きたいと思います。(Tera)
来日する外国ろう者が皆、国際手話を知っているわけではありません。自分が学んだ外国手話(ASLや国際手話)が通じないときにどうするか、工夫を繰り返すことで段々通じてきますね。ありがとうございました。(事務所)