突然騒がしくなってきました、日本。
数々のミラクルを成し遂げてきた小池百合子知事。
世間では、メディアの使い方が上手、処世術に長けている、などが話題ですが、
私は、類まれなるコミュニケーション力、特にコメント力が素晴らしいと感じています。
そこで今回は、小池百合子氏の発言に見る、
「敵を味方にする」「無理を無理なく叶える」コミュニケーション、
そして、その背景には、まさに「寛容」から生まれるＷｉｎＷｉｎ発想がある、
という、私なりの考察をご紹介します！
●本当にメディア使いが上手なのか！？
政治家の方はメディアの報道に否定的な方が多いと思います。
それは普通に考えてよく分かりますよね！
あれだけ、次から次へと否定されたら、
普通の人なら、立ち上がれません、、、というか、心壊れそうです。。。
だから、報道規制や反論をする。
これは１つの手段として、当たり前かもしれません。
あるいは、それを利用する。
そんな風に考えるのも、当たり前かもしれません。
しかし小池氏は本当に、利用しているのでしょうか？
●許すと見えてくる、第3の道
メディアのそうした政治家に不都合な報道に対して、
「寛容」に許し、
まずは相手のＷｉｎを考える・・・
しかし、全てを許すのではなく、自身のＷｉｎもきちんと伝える！
という、ＷｉｎＷｉｎ発想から生まれる第3の道、
すなわち、相乗効果なのでは！と思いました。
メディア、それもテレビのＷｉｎは、
生視聴者を増やすこと（視聴率）です。
だから、ワイドショーやニュースの時間に合わせ取材をセッティング。
小池氏のＷｉｎは、主張をきちんと伝えること。
生の会見なら、都合よくカットされてしまうこともありません。
これは簡単そうで、なかなかできない発想ではと思います。
否定をしてくる相手に、つぶされないどころか、
感情的に怒るわけでもなく
（ツイッターに、シネ、とつぶやいたり、、会見で泣き出す人もいましたね）
見返り的に管理するわけでもなく、
（報道規制、所属タレントの独立後の締め出しもこれですね）
ただ、相手の事情を認め、
寛容に眺め
折り合いのつくことを探す。
●器の大きい人
印象としては、器の大きい人、でしょう。
知事選の時、某政治家の「厚化粧の女に東京都は任せられない」との暴言を聞かされ、
「あぁ申し訳ございません。私は顔にアザがあるので、医療用のものを使っているので、そう思われたのでは」と、
いつもの笑みを浮かべながらコメント。
そして「相当頭来たんじゃないですか？」との女性司会者からの質問に
「日本の男性であのぐらいの方、直接そういうことおっしゃいません？経験ありますよね？」
と、納得、、、というか、そういう男性に政治を任せられないよね、、という共感を見事に生む☆
これまた、発言を利用したというより、寛容力によるＷｉｎＷｉｎ。
コミュニケーションスキルとしては、共感や質問のスキル。
●無理なく無理を叶るコミュニケーション
実は、これは私自身が、以前「なでしこ力」をテーマに取材を受けた時に、
記事の最後に掲載いただいた、嬉しかった表現なのです。
もちろん、小池氏のコミュニケーション力と並べるのは大変恐縮ですが、
ＷｉｎＷｉｎで考え、第3の道を探すことで、
新しい道を切り拓いていく助けになることは確かだと思います。
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年内の体験受講は、
10月8日と22日最後です。
8日は私が講師を勤める「質問とＷｉｎＷｉｎ」
22日はインストラクターによる「コーチングとは／聴く」
お見逃しなく☆
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10月14日14時～16時半は、
認定講座を事業化するための入門セミナーもあります。
0期生への指導もひと段落し、
「認定ビジネス実践 1期生」コースもスタートします。
※こちらはＨＰ等には記載ないため、興味のある方は
にその旨、ご連絡ください。詳しい資料をメールします。
東京では、10月3日19時～、10月4日13時半～、です。
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◆名古屋本校
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