今回のセミナーも大変参考になりました。
一番印象に残ったのは、
ふとした日常の親の声がけや態度にも落とし穴があること。
お話を伺っていて「ああ、そういうことあるなぁ」と
思う内容が多く、
その行為がどのように子どもたちを追い詰めているのかが
とてもわかりました。
私自身も良い子であり、反抗できなかった子どもで、
自分の経験からも落とし穴に入り込んでいたことが
再認識できたセミナーでした。
「親から離れていく子(自立する子)」を作るのが子育て
という言葉や、「子育てに成功も正解も無い」という言葉などが、
印象的でした。
成功も正解も無いと親が意識することで、
もっと違った見方でその子ども自身のことを
見られるのではないかとそう感じていました。
(報告:近藤)
●皆さんの感想より
「先生の熱心な語りに、ぐいぐいひきこまれました」
「先生の体験までも具体的に話して下さり理解しやすかったです」など、
大西先生のお話しへの感想がたくさんありました。
また、「『良い子は苦しんでいる』自分だけでなく、
同じような体験を持つ方に出会えて、本当に救われた気がしました。
涙がしばらく止まりませんでした。」
「私自身『良い子』をやってきたので、納得することばかりでした。」
そして「子育てに正解はない」ということへの感想も多々いただきました。
● この事業への感想もいただきました。ありがとうございます。
「家の中で頭を堂々巡りさせていてもダメ。
こういう場は、現代の親にはとても必要です。
有難うございました。」
「今回初参加なので、もっと以前から知っていたら
全部参加したかったです。」
「こうした内容の話は、男性の参加が必要です、少なくて残念です。」
【事務局からのご連絡】
次回の名大コースは
「困った言動にどう対処するかのケーススタディ」
子どもの心と体を子ども自身で動かすための「習慣脳」を
親と一緒に作る方法を学べます。
日時 2月13日(土)10:00~12:00
会場 名古屋大学 農学部 第4講義室 名古屋市千種区東山元町
料金 200円
定員 20名
申込締切 2月11日(木)
講師 高山 曜三
私立高校の教諭18年の後
(部活動においては 少林寺拳法部を15年連続全国大会に出場)、
本部広報課長5年を経て、
現在は学校法人本部の経営企画部長(大学就職指導室長兼務)。
2000年NPO法人根っ子ネットワーク設立し、
災害ボランティア、施設へボランティアを募り実施。
また、体を動かし心を鍛える場所を三重県菰野町の
山中に求め 人力(のべ800人組)で開墾。
「ひもろぎ苑」と名づけチャリティーコンサートを実施。
無名時代の青木さやか、神田山陽、アンサリーなど出演。
現在も毎月交流会を開催。
1992年 自宅で学習塾開講。拡大を続け、
2006年 株式会社スチューデントネットワーク設立
先生のお話しにぐいぐい引き込まれてあっという間に感じました。
私も「子育てとは親から離れていく子を育てていく事だ」という言葉が印象的でした。
だってこんなに一生懸命なのに自分から離れていく子を育てているなんて・・・。
寂しい感じもしますが私もそれを望んでいるんですよね。
自分の中の矛盾と直面したという感じです。
もう1つ、「親が子育てでしょっているものより、もしかしたらもっと大きなものを子どもはしょっているかもしれない」という言葉、心にずしんときました。
素敵な講座をありがとうございます。