ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

ゴマン人の一人です・・・・

2014-10-19 | 日記

キンモクセイ 

「小さい時からどんなものが好きかを見て、個性を伸ばすように教育したほうがよい」

ノーベル賞受賞の中村氏がそう話していました。

人に向き不向きや好き嫌いがあるのは当たり前、それを平均化するのはたしかに不自然。

 

ひと頃、一芸入試やAO入試とかが流行りましたが、いまはどうなんでしょう?

それで、個性を伸ばせるような教育ができたのでしょうか?

個性的な人が増えたとも思えないのですが、わたしが知らないだけかもしれません。

 

長いこと、平均的な教育、平均点を一定水準に揃える教育が行われてきたわけです。

教育するが側そのものが、キンタロアメだったら、できるのはキンタロウの再生産。

個性的な人が育って、その人が教える立場になって・・・・教育は一日して成らず、です。

 

何をやらしても平均点は取るけれど、図抜けたものはなく、図抜けたこともできない。

現役の頃から、そういう人たちをゴマンと見てきました。

かくいうわたしもゴマン人・・・・ゴマン分の一?

 

あほうにも一芸、と言います。

その一芸すらないわたしは、あほう以下の存在か・・・・いまさら嘆いてもアトの祭り。

多芸は無芸・・・・という時の芸は、平均的な芸でしかないのでしょう。

 

一人二才ある者、一芸に能ある者なり。

そういう時の芸こそがホンモノといえるものなのかもしれません。

一芸を究めることは、その真髄を会得すること、その真髄がわかればほかのこともできる。

 

でも、原点は、これが好き、好きだからやりたい、ということだけなのかも。

好きでもないことにエネルギーを使うことより、好きなことに熱中できるほうがシアワセ。

だったら、好きなことをできるだけ早く見つけ出すように、大人が手を差し伸べる。

それが初等、中等教育が本来やることではないのか、といつも思ってしまいます。

 読んだらボタンをポチッと押してね!趣味ぶろ 教室ブログランキング

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする