ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

金持ち金使わず

2015-02-03 | 日記

 

年が明けたと思ったら、はや2月、今日は節分、明日は立春。

事務所での会議のあと、年寄りの館へ行き、そのあとスーパーへ。

恵方巻きが目立ちましたが、別にそれを買うためではありません。

 

今年の恵方は、どちらの方角なのでしょう。

恵方そのものは陰陽道から来ているので、かなり古い謂れがあると思います。

が、恵方巻きとなるとどうなのでしょう? わりと近年の産物のような気がします。

 

豆まきのほうも古い風習らしく、枕草子には、「すさまじき物」として出てきます。

まいてせちぶんなどはいとすさまじ。

そのすさまじき豆まきも、記憶にあるのは子どもの頃だけになりました。

 

本屋にも立ち寄ったら、「21世紀の資本」が平積みになっていました。

けっこう売れているようで、著者も来日して講演会など行っているようです。

不平等や格差の拡大について警鐘を鳴らしている本、くらいの知識しかないのですが・・・・。

 

そういえば、昔、「金持ち父さん 貧乏父さん」という本もありました。

いつ頃か忘れてしまいましたが、貧富の差はいま始まったことではなく、いつの時代も同じ。

金持ちがもっと金持ちになれば、そのうち使いきれなくて貧乏人にも金が回ってゆく。

それがトリクルダウンの考え方ですが、実際そうなるかどうかは別。

 

昔の人は、そんなの眉唾だよ、とはっきりと感じていたらしく、「金持ち金使わず」。

それでは、金がしたたり落ちてきませんから、貧乏人はいつまでたっても貧乏。

「金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い」とも云われました。

金持ちは財産が殖えるほど卑しく、けちになるということです。

 

そういう昔ながらの知恵を活かして、貧富の格差に歯止めをかけて欲しいよな。

累進課税大賛成・・・・そう思っている貧乏人の1人です。

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