8月15日です。
昔から、この日をなぜ休日にしないのか、と不思議に思っています。
単なる終戦記念日では、日本の歴史上の最大のメモリアル・デイに対して失礼?です。
「国民の祝日」がイヤなら、「国民の休日」扱いにしましょう。
ついでに呼称も終戦はやめて、降伏とか敗戦とかに変えたほうがいいかと思います。
イメージが悪い? なら、不戦の日とか平和の日とかはどうでしょう?
お盆の時期でもあることだし、多くの戦没者に思いを馳せ、あらためて無謀だった戦争を反省する。
今年は五輪とも重なっています。負けた選手だって、なぜ、負けたかを反省するでしょう。
そして次の勝ちにつなげる・・・えっ! また戦争したがっている人がいるの?
ライオンになれると思っていた猫。
もしかして、日本はそんな猫だったのではないか、と思うことがあります。
でも、それだと強いものへの憧れが動機ということになるので、ちょっと違うかな。
西洋列強に伍す強国になりたい、という願望はあったかもしれません。
ただ、一方で彼我の国力の差について、それほど無自覚だったとは思えません。
何しろ、たった四杯の蒸気船に夜も寝られなかった時から、100年も経っていないのですから。
猫とネズミに喩えるほうがいいかもしれません。
窮鼠猫を噛む・・・日本は追いつめられたネズミで、怯えるあまりに猫に噛みつくしかなかった。
そして負けた。実態に近いのは、こちらのイメージでしょうか。
てなことはともかく、今日という日は休日にして、戦争と平和について考えてみるのもいいかも。
戦争で幸せになる人がいたとしても、コンマ以下の数でしょう。
平和で幸せになる人はほぼ100%・・・なのに、なぜ人は戦争をやめられないのでしょうか?