このところSNSから遠ざかっています。
Facebook、twitterなど、毎日メッセージが入りますが、滅多に見に行きません。
登録したままの兵庫や千葉などの地域SNSも同様です。
「かちねっと」も懐かしい存在になりました。
登録数1000名を目前に閉鎖・・・カネの切れ目が縁の切れ目でした。
今朝、そのかちねっとのメンバーの珍しいハンドルネームが、ひょいと頭に・・・。
衣通郎女・・・そとおしのいらつめ。
記紀に出てくる絶世の美女のなまえです。
それをハンドルネームにするというのは、よほどの美女か、それとも憧れからか・・・。
古事記では、兄と相姦の罪を犯します。
伊予に流される兄、そのあとを追う衣通郎女。
やがて二人は心中する結末へ。
日本書紀の衣通郎女は、天皇の寵愛を受ける美しい姫。
天皇があまりに足繁く通うので、皇后がモーレツに嫉妬します。
いい加減にしないと、今に痛い目にあわせるからね。
天皇は震えがって言いました。
もう、あんまり行くのはやめるから、お願い、許して。
深く反省したといいます。
歴史書とはいえ、この頃は伝承の時代。
記紀の話も、伝言リレーのように、途中で話は変わってしまったのかも。
歴史はつくられる・・・絶世の美女もまたつくられたのでしょうか。