政治家の特技の一つ、といえばウラ金作りでしょうか。
白紙の領収書をおねだりしてもらう、そして払った金額を水増しして書く。
その差額がウラ金というわけで、時にはコピーして使います。
わたしも若い頃やった経験があります。
政治家秘書だったわけではありませんが、企業などでも行われていました。
もう一つはカラ出張。こちらの方法を使うことのほうが多かったかも。
政治にはカネがかかる、が言い訳の一つですが、それなら仕事にだってカネがかかります。
わたしらの使いみちは、取引先とのおつきあいが殆ど。
会議費、交際費、接待費などで支出もできましたが、事前に申請が必要で、手続きも厄介。
急な商談の時などに、ちょっとお茶でも、食事でも・・・ということがよくあります。
自分で支払ってあとで請求もできましたが、これまた立て替え払い処理など増えてなお厄介。
いきおい気軽?、気楽?に使えるウラ金を頼ってしまいます。
もっとルールを簡単にしてよ、と言う人が大勢いました。
でも、経理屋さんは、どちらかというと性悪説の持ち主が多い。
あるいは人間不信の信者たち?で、ルールはいっこうに簡略化されませんでした。
前都知事ほかの皆さんのように私腹を肥やそうという気はありません。
むしろ商取引を増やし、経済振興に大いに役立っている自負。
だから、あまり罪悪感は感じませんでした・・・ホントかな?