昨日は1年に1度の小菅詣で。
早く行って来よう、と思いながら、出かけたのが11時半頃。
しかも、なぜか道を間違えて遠回り・・・。
堀切方面に行けば15分くらいのものです。
それを亀有方向に行ってしまって綾瀬経由・・・予期せぬ自転車散歩になってしまいました。
お尻が痛くなってきたぞ、というころにやっと法務局城北出張所へ到着。
NPO法人の登記変更届。
これまで一度として、スンナリと受け付けてもらった経験がありません。
ところが今年は、窓口の若い女性が書類を一瞥しただけで、一発受理。
アルバイトで何もわからないのかな。
あとで電話がきて、資料が足りません、持ってきてください・・・のパターンも何度かありました。
ものごと簡単に済んでしまうと、それはそれで懐疑の素になるものです。
質問が一つ。この法人の役員登記が全員か代表だけか調べられますか?
実は、役員1名の追加があって、もう一つ、役員変更届も持参したのです。
でも、法改正があって、たしか代表だけの登記に変更したはずなので不要かと・・・。
「それは2Fへ行って、登記事項証明書を発行してもらってください」
ああ、そうですか。(ケチ、そこにある端末から簡単にしょうかいできるでしょうが)
しかたなく2階へ。
以前は申請書を書いていましたが、いまは印鑑登録カードで機械操作。
といってもそこから出てくるのは受付整理券、600円の印紙が必要、と印字してあります。
1階に降りて、道を渡って印紙売り場へ。
2階に戻って窓口で整理券を渡すと、「ここに印紙を貼ってください」。
ペタっと貼ると、すぐに証明書を渡してもらえました。どうやら整理券発行機と連動しているよう。
役員に関する事項のところを見ると、やはり代表理事だけの登録。
東京都へは役員変更も届けないといけないので、このあたりが混同のモトなのでしょう。
一発受理して貰ったのは、財産変更届。財産目録を添付しました。
資産が昨年度に比べて5億ほど増加・・・うちはNPO法人マスゾエパソコン研究所です。
梅雨に入りましたが、今年は雨が少ない予想です。
八木沢ダムの水がだいぶ減っていて、これからは取水制限があるかも・・・。
雨も多すぎれば水害、少なすぎると干害・・・いい塩梅に降ってくれるのがいちばんなんですけど。
Googleでニュースを見てビックリ。
女子高生のスカート内盗撮で逮捕・・・の記事が出ていて、その顔写真が何と都知事でした。
スカートの中に政治資金が入っていたのでしょうか?
とにかく都知事の写真が溢れていましたから、編集時に写真を間違えたのかも。
それともイヤガラセ?
都知事の写真をクリックすると、やはり逮捕のニュース。そこに写真はありませんでしたが。
テキスト作りのクセで、つい、スクリーンショットを撮ってしまいました。
載せたら違法行為かな、でも、見られなかった人に見てもらうのは公益になるかも・・・。
考えてみると、こういう間違い、たぶんいっぱいあるのでしょうね。
違法ではないけれど不適切。
その不適切も数が多いし、確信犯的でもあるし、これだけ世間を騒がした罪もあるので辞任。
というストーリーにならないことを、マスゾエ的と言いましょう、これからは。
もともと自分で弁護士を選んで調べさせたところが茶番。
依頼者に有利な結論が出て来るのは当たり前でしょう。
先日も書いたように、辞任という筋書きは無いらしいので、これで幕引きが図られたというわけ。
検察不起訴が決まった途端に病気回復した大臣もいます。
政治家の3種の神器は、カネ、地位、オンナです。
みんなしがみついていたいものばかり・・・なので、自分から辞めるのは政治家とはいえません。
久々の6時間講座でした。
受講生は4名、本来なら一人で対応しなければいけません。
でも、手伝ってくれたメンバーがいて大助かりでした。
HTMLとCSSでホームページを作るこの講座。
毎回、入力の間違い探しで、かなり時間がとられます。
入力支援機能のあるエディタツールを使っているのですが、それでもミスが生じます。
英単語綴りが多いこと、、{、}、:、;など、ふだん使わない記号を使うことが原因なのでしょう。
一文字違ったり抜けたりしただけで、思ったような結果になりません。
その都度、どこだ、どこが違っている・・・と目を皿にして間違い探し。
囲碁ソフトが人間を打ち負かす時代なんだから、もう少し何とかできるはずだよな・・・。
これでは、ハイフンを1個抜かしてロケット打ち上げに失敗した昔とあまり変わりありません。
それでも、みなさん、めげずにひたすら挑戦、頑張りました。
いまはJimdoのように簡単にホームページが作れるツールもあります。
でも、人によってはお仕着せのものではイヤ、という人もいるのでしょう。
あるいは、簡単なものより難しいことのほうにやりがいを感じるとか・・・。
今まで中止になった記憶がありませんから、需要はそこそこあるようです。
今回からコースを基礎と応用とに分けて、昨日は初めての基礎コース。
カリキュラムをだいぶシンプルにしたつもりですが、それでもすべてはできませんでした。
残った分は、それまでやったことの繰り返しですから、自宅でやってみてください。
今度の日曜日が応用コースの初回、続けて受けられる人もいます。
そのテキストを作り始めましたが、出来上がるのはいつものように直前になりそう・・・。
新聞の「ひと」欄に、96歳の大学卒業生のことが出ていました。
入学したのが85歳といいますから、それだけでも驚きです。
従軍が経験あり、戦後は各地の労災病院で働いた、とありました。
雑木林を切り開いた自宅敷地に、夫婦二人で日本庭園を造ったと言います。
その手入れが忙しくなって、病院事務局長の職を早期退職。
それから陶芸に入れ込んで、自宅に工房を作るほどの熱中ぶり。
さらに極めたいと造形芸術大学の陶芸コースへ。
奥さんはすでに亡くなられ、買い物、食事の支度などは自分ひとりでこなしているといいます。
「いいこと、悪いこと、すべて人生の財産」という前向きの姿勢・・・ツメの垢を貰わなくては。
もう一人 宮大工の人の話が載っていました。
法隆寺の宮大工として有名だった故西岡常一さん、その技を内弟子として唯一受け継いだ人。
といっても、師匠は何一つ教えてくれなかったといいます。
教わったものは、自分のものじゃない。
教えるのは親切のように見えるが、結局は身につかない。
一度だけ、向こうが透けて見えるほど薄いカンナ屑を渡された。
それを壁に貼り、同じものが出るまで、カンナの刃を砥ぎ削り続けた。
その人も言います。
大工の仕事は、言葉で教えることができない。技術は身体の記憶だから。
そこで、いまは栃木県の山中に工舎を作り、昔ながらの徒弟制度で仕事をしています。
朝から夕方まで、どっぷり仕事に浸かり、身体にしみこませてゆく。
夕食後は自由ですが、みんな砥石に向かって夢中で刃を砥いでいるとか。
一人前になるまで10年。耐えられずに辞めていく者もいる。
「ボク、日本の建築を背負っていく」なんて人間は、ハナから採用しないそうです。
「毎日、木に触っているのが楽しい」 そういう子じゃないとダメなんだそう。
ボク、アベノミクスのエンジンを最大限にふかして日本を背負っていく。
そういう人間もいますけどどうです?
そんなもの、勝手にふかして日本海を飛び越えて行けばいいんじゃないの・・・。