錠剤が飲めない幼児は粉薬を飲むことになるのですが、これがなかなか飲んでくれない。
つくしが大嫌いだったのはバクタ。
大人が舐めてもとっても苦いです。
あまりにも泣くので味見と思って舐めてみましたが、その苦さに震えました。私。
チョコを溶かして混ぜるのは手間ばかりかかって成果なし。
だいたい朝の忙しい時間帯からチョコを割ってレンチンして…というのも無理。
量の調節も難しいし、チョコと薬がうまく溶けない。(やり方の問題はあるとは思いますが)
ヨーグルトやアイスに混ぜても味が違うのでバレバレ。
お薬用のゼリーに包める量じゃないし、何より粉薬をうまく包めなくてでろっと出てきちゃうからこれまたバレバレ。
オブラートなんてものは警戒しすぎて使えませんでした。
「あとでアイス食べれば味が紛れるから」
なーんて言葉も2歳児には通用しません。まだ先が読めないもんね。
騙して薬を飲ませるのは無理。
だったらおいしくすればいいんですけど…
つくしは病院では薬を糖水で溶き、フレーバーの粉でにおいをつけてスポイトや注射器で飲んでいました。
このフレーバーが市場に出回っておらず手に入らないんです。
退院する前になんとかフレーバーなしで服薬できるようにならないと。
色々と試行錯誤した結果、我が家が辿り着いたのが市販のオリゴ糖とチョコソース。
隣に入院していたお子さんのママが教えてくれました。
バクタを舐めてみましたが、驚くほど気にならない!
ちょうどビターチョコのような味になって、意外とおいしくいただけるのです。
(アイスに混ぜたものも舐めましたが、これはアイスの味が台無しでした)
小さなお薬カップに粉薬を入れて
1.ごく少量の水(数滴)で溶く…というより練る感じ。多少水分が多くても大丈夫だけどなるべく少なく
2.オリゴ糖を少量投入して混ぜる
3.チョコソースを投入して混ぜる
4.100均で売ってるお弁当デザート用?の小さなスプーンにすくって舐めて飲む
(オリゴ糖なしでもいいと思います)
この方法でバクタ+プレドニンも「ちょこの おくすり~!」と喜んで飲みました。
ムヒから出てるアンパンマンの水薬についてくるお薬カップが混ぜるときに重宝しました。
アンパンマン様様です。
抗生物質など苦目のお薬を飲ませる時にも有効ではないかと思います。
(薬効に影響する場合があるので混ぜる場合は薬剤師さんに確認が必要です)
両方ともスーパーで売っているものなので、手に入れやすいというのもいいと思います。
病院の看護師さんにアイスコーヒーなどに使うガムシロップをすすめられたこともあります。半分くらいしか使わないのに捨てるのはもったいなかったので量を調節できるオリゴ糖に落ち着きました。
チョコ好きなお子さんにはおすすめの方法です。
試してみてください。
時々ROMさせて頂いていました、あっきです。
ALL治療後経過観察もうすぐ3年6ヶ月になる高3娘の母です。
娘はバクタやプレドニンは我慢して飲むことが
できたのですが<当時小6から中2
抗菌(真菌)の特殊シロップのファンギゾンだけは
どうしても苦手でラコールという栄養剤の粉末フレーバーで味付けしていました。
娘さんも治療後ということなのでもう必要ない
でしょうが、TKシロップというのが有名のようです。
患者関係のフォーラム(NPOつばさ)小児分科会
で秋田の著名な血液小児科医が紹介されていました。
こちらでも話題になっていたのでリンクを貼っておきますね。
http://minna.eek.jp/fm/modules/d3forum/index.php?topic_id=187
はじめまして!コメントありがとうございます。
私もときどきあっきさんのブログを拝見させて頂いており、病気関連のニュースなど参考にさせていただいたり、娘さんの元気な様子を嬉しく頼もしく思っています。
さてさて。
TKシロップの情報をいただきありがとうございます。
長い入院生活、1日3回の服薬がスムーズにいくかどうかで辛さが違いますよね…。
わが家のように月齢がわりと小さければ騙せるのですが、少し大きい子たちは本当に苦労してました。バクタもプレドニンも錠剤が飲めればわりと苦味が少ないようですが…
娘さん、ファンギゾンがダメだったんですね。わが家のハリゾンと同じお薬かな?オレンジ色のどろっとした液体の。
同じ時期に入院してた小学生のお姉ちゃんもこれがダメで、すごーくどんよりしながら飲んでたのを思い出しました。
病院に導入してくれるとナースの皆様の手間も省けますよね。
そしておいしくお薬が飲めるこのシロップ、広く一般にも普及してほしいものです。
長期療養じゃない子にもポーション式とか小分けして価格帯も下げてくれると嬉しいのですが。
お薬飲めたねゼリーも使用したのですが粉をうまく包むことが不器用な私にはとても困難で。そして白い粉が見えると騙せないので……。
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検索かけてしまいました(笑)
同じような薬みたいですね。
昨年、ファンギゾンの一時供給不足のときにハリゾンを使用してくださいっていうPDFが検索できました。
ファンギゾン、粉末で味付けする前はなんと1時間半以上かかってて<その時は小児病棟の空き待ちで大人との混合病棟に軟禁されていて。
小児病棟の看護師さんの機転で味付けして飲む方法で何とかなりました。
ありがとうございます。
私も読者登録させてくださいね。
ハリゾンとファンギゾンが似たものならば…
ポスターカラーのような粘度とにおいがするので
決しておいしくはなさそうですよね…
あ、でもファンギゾンの方がまずいらしいって看護師さんに聞いたことがあります。
調べたらハリゾンはファンギゾンのジェネリック薬なんですねー。
余談ですがハリゾンの瓶に劇薬って書いてあって空恐ろしい気持ちになったことがあります……。
わが家が入院していた病院も経腸剤(ラコールではなかったような…)のフレーバーを
小児科の薬服用に利用していました。
青りんご、コーヒー、パイナップル、ヨーグルト、オレンジだったかな。結構バリエーション豊かでした。
看護師さんが毎回どれにする?って聞いてくれてました。
つくしはヨーグルトフレーバーがお気に入りでした。
(一時退院するときに代わりのものがないと困るので多めに頂いてしのぎました)
薬に一時間半…‥でも嫌なものは嫌ですものねぇ。
小児科看護師さんの機転に感謝ですね。
ALL維持療法治療中の3歳の娘のいるにゃんこといいます。
『オリゴ糖』の情報、とっても助かりました!!
娘は粉末にした薬を病院で貰う単シロップのみで服用しているのですが、月齢が上がるにつれ、シロップ量が増えて足りなくなることもあります。
スーパーなどで入手できるというのが心強いです。情報ありがとうございます。
一度ガムシロップを使用したら、苦みで号泣されたので(苦笑)
娘さん、維持療法中なんですね!あともう少しです。頑張ってください。
わが家の娘も退院直後は単シロップで溶いていたのですが、オリゴ糖でいけることがわかったのでシロップはなしになりました。
オリゴ糖、入手しやすいのと安いのもポイントですよね!ガムシロップは苦いのかー。確かに。
オリゴ糖でうまくいくといいですね!
もしダメでもお料理に使えますから。