着物からドレスに着替えて、
夜はお祝いの宴が催されました。
じぃちゃん、ばぁちゃんと、おじちゃん、おばちゃんたちです。
遠くからこの日のためにわざわざきてくれたの。
御馳走がたくさん!
今回の宴のテーマは「THE 茨城の七五三(風味)」
茨城ネイティブじゃないお母さんが、茨城を少しでも堪能したいからと、
ばあちゃんにいろいろ教えてもらって実現しました。
本当は“くみあい”っていう、近所の方たちを御招待したり、
親戚ももっとたくさん呼ぶものみたい。
本来ならばまずは「招待状」を持っていくところから始まるそうよ。
でも、ごく身内だけだったので、そのへんはカット。
そしてもっと広い会場で盛大に執り行われるそうだけど、そのへんも諸事情によりカット。
できれば着物で登場して、途中でドレスにお色直しという順番でいきたかったけど、
私が無理だった…(着物ってなんであんなに苦しいのかしら)ので、
最初からドレスを着ちゃいました。
まずお父さんのあいさつと乾杯から宴は始まりました。
おしゃべりと食べまくるのがひと段落したころ、お盆を持ってお席を回ります。
おひねりをもらうの。
おひねりって、お金が入ってるんでしょう?
つくしちゃん、何買う?
…と思ったら、お母さんに「預かっとくから」って没収されたよ。
ちゃんと返してね。
大人たちがまだ食べてるもんだから、私たち、暇で暇で。
ちょうどいい隙間があったから、ふたりで遊んでました。
そしたら「何か芸をしろ」って言われて。
カラオケセットもないのに、何しろって言うのよ??と思ってもじもじしてたら
おかあさんがスマホを取り出し、何やら曲が流れてきた…
こ、これは!
トゥ、チン…
なーなーなーななななななななー…
ノリノリで踊っちゃった♪
マイクがないけど、鍋用のレンゲで代用して、お歌もちょっとだけ披露。
あ、もちろんミュージックはスマホからね。
楽しかった宴はあっという間にお開きの時間に。
ちゃんと終わりのあいさつを二人でしたよ。
お母さんたらなにも打ち合わせてくれないもんだから、台詞は適当に考えて言ったわ。
「今日はわたしたちのために集まってくれてありがとうございました」
私もつくしちゃんも、きれいな服を着られて、おいしいものを食べられて大満足だったし、
何より大人が嬉しそうだったから、よい親・おじおば・じじばば孝行になったんじゃないかな?
引き出物をお渡しして、宴は無事に終了したのでした。
本当は「おしるこ」が途中で出るらしいけど、それもカット。
おいしいケーキが出たよ。おしるこよりそっちのほうがいいよね。
(じいちゃんがお汁粉大嫌いって言ってたから、きっとおいしくないんだわ…)
引き出物には「紅白まんじゅう」が定番らしいけど、それは「紅白まんじゅうに見えるタオル」で代用。
あんこより実用性よね。
お母さんの七五三のときは、ただお参りにいっただけだったから、
「貴重な体験ができておもしろかった」って言ってた。
名古屋ではこういうことをしないみたい。
…あんな派手なお土地柄なのにねぇ。
結構楽しかったよ。七五三の宴。
めったに会えない親戚も来てくれるし、おすすめです。
法事だけで会うのもさみしいじゃない?
たまには慶事で会いたいよね!
夜は夜景を眺めながら温泉に入りました☆