ちっちゃな石と、つくしんぼと、カツオブシと。

長女こいし、次女つくしのだるだる感満載漫才万歳な成長記録デス。つくしは長期入院→年1受診。カツオブシの里親になりました。

治療経過(どんどん追記予定)

2012年04月20日 | 小石&土筆日記


◆発病まで

・年明けから時折青白い顔色。でも元気。
・歩いている途中で、立ち止まって頭を振る行為があって気になっていた。
・2月末~3月に入って微熱が続き、どうもすっきりしない。
・食欲も徐々に低下してきたけど、風邪のせいだろうと軽く考えていた。

3月22日:
・朝鼻が鳴って苦しそうで目覚めると、シーツが血だらけ。
 なかなか止まらないひどい鼻血。止血して保育園に。
・保育園から電話。発熱もあり、お腹に小さな赤い斑点が10個近くあると。
・いつぶつけたかわからない、足とおでこのアザ。
・この日は近くのクリニックに受診。

3月23日:
・反対側の鼻からひどい出血。
・近くの総合病院
→大学病院へ紹介。急性白血病の診断にて緊急入院。

3月25日:
・急性リンパ性(B前駆細胞型)白血病との診断。
・白血球数が5万以上であったため、ハイリスクでのプロトコルで治療。
・治療予定として、入院期間は1年。その後外来1年。
・のちにプロトコル表をいただいたけれど、全12クール。順調にいっても終わるのは来年の3月頭。


◆1クール目【寛解導入療法】3月26日~5月8日

3月26日:プレドニン開始。
・初期はむくみがひどくて心配した。
・肝臓や脾臓も腫れて大きくなっていたもよう。(お腹にマジックで書かれた(笑))
・鼻血との戦いも続いた。
・血中に大腸菌が検出され、熱が出て不安な思いもしたが、10日ほどで消失。
・この時期はとにかく医療行為そのものを嫌がるので、本当に大変だった。
 人見知り、場所見知りの強いつくしにとっても試練だったと思う。
 検温でも大泣き。CVの消毒は4人がかりで押さえつけて行い(もちろんその間ずっと大泣き)、
 清拭も格闘しながら…でした。
・ずっとほぼ寝たきりの生活で、治療が終わる頃は自力で立てなくなっていました。
・白血球数が低く、ダウノマイシン、エンドキサンを1週間延期しましたが、予定通り治療終了。

5月16日:IC(インフォームド・コンセント)。
・無事「寛解」しました、との事。
・今後の治療方針としては、このままハイリスクのプロトコルで治療をすすめていく。

5月17日~18日:
・初外泊!しかもこいしちゃんのお誕生日。
 特別にケーキ(生クリーム)を食することを許可していただく。

5月18日~20日:外泊


◆2クール目【早期強化療法A】5月23日~6月10日

6月1日:
・年に一度の消防署見学に出かけられた!
 消防車にはビビり、救急車には興味津津で乗って写真を撮った。
 久しぶりのお外に嬉しそう。二日後の採血で白血球が下がり、隔離へ。

外泊2回


◆3クール目【中枢神経予防相】6月27日~7月15日

・10日目にいきなり白血球が上昇。嗄声、熱が38度。体熱感もあり。→翌日は36度代へ。

外泊2回

7月16日一時退院。

7月25日再入院。


◆4クール目【再寛解導入療法】7月26日~8月16日

・デカドロンの副作用か、気分のムラが激しくて、不機嫌極まりなかった。
・激しい泣きが一日数度に渡って繰り広げられ、こっちがへとへと。

外泊2回


◆5クール目【HR専用強化1髄注あり】9月2日~9月15日

・治療終了2日後、白血球が400に急落。
・特にトラブルなく過ごす。治療中は白血球もあったので、プレイルームなどで楽しく過ごしていたが、
 終了後に隔離となり、2週間以上くすぶり、グランを点滴して外泊へ。

外泊2回


◆6クール目【HR専用強化2】10月5日~10月8日

・順調に薬を入れ終えて5日目に白血球が400に。

10月12日:
・初アイソレーター導入。もっと下がるの??と思ったけど、底値は300。ただし、好中球は0に。ひぇー!

10月14日:
・もともとCVの管が抜けかかっていたが、もしかしたら別の血管に入ってしまっているかも、とのこと。
 →再挿Opeへ。

10月15日:
・椅子からひっくり返って落ちる。

やっぱり立ち上がりに2週間はかかり…

外泊3回。


◆7クール目【HR専用強化3】11月2日~11月15日

・プレドニン内服ができるかが鍵と言われ…チョコレートソースを用いて何事も無くクリア。
 ただ、ステロイドなので、気分のムラ(不機嫌スイッチ)はある。
・外泊しまくり、治療中に3回。
・薬を入れ終わってほどなく骨髄抑制で白血球500→隔離生活へ。


ここまで順調だったのに…

11月28日:
・帯状疱疹との診断。成人病棟へ隔離。

12月3日:
・白血球の数値が上がったので、一時退院。

12月4日、9日:外来。
・救急外来で対応。(感染症なので)


12月12日:
・こいしの耳下腺がぷっくり腫れる。まさかのおたふく???
 保育園で夏に流行ったときに予防注射をしたのに…。

12月13日:
・入院前に病棟に長女のおたふく疑いを報告。念のため個室隔離へ。
 おたふくに感染していたとしても、治療は継続していくとのこと。
→結局おたふくではなかった。(こいし血液検査にて判明)


◆8クール目【中等量メソトレキセート】12月14日~

・12月17日:こいしおたふく疑惑は晴れ、ただの風邪。大部屋へ移動。
・それほど骨髄抑制はこないだろうという見込みだったのに…見事に抑制されて、ずーっとぐずぐず…。
 白血球が1000前後から伸びない。外泊はできるが、治療ができない。
・12月26日~治療予定が、延び延び。
・12月28日にグラン点滴するも、31日の採血では白血球1200。そのかわり?血小板がぐわーんと上昇。
・結局クリスマス、年末を外泊して自宅で過ごせることに。いいんだかわるいんだか…。


◆9クール目【HR専用強化1髄注なし】H24年1月5日~

・髄注がないから楽勝!とおもいきや、Ara-cが入るので、目薬の投与があり、ちょっと大変だった。
・相変わらずグズグズな白血球回復。マルクで確認し骨髄機能の回復を見て、次の治療スタート。


◆10クール目【HR専用強化2】2月8日~

・治療スタート直後の週末、金曜日~日曜日に外泊をしたら、
 なんと週明け月曜日にこいしちゃんがインフルエンザB型発症。
 そして接触していたつくしちゃんは個室隔離へ。私も24時間付き添い。
 →ドキドキして過ごしたけれど、なんとか感染は免れた。よかった。
  母にも予防的にタミフルを処方していただいたが、保険外なため、
  診療費はともかく、その薬価にびっくり。保険て大切なのね。
・2月16日、私の祖母(つくしちゃんの曾祖母)がなくなった。
 インフル感染疑惑も晴れ、なんとか個室から出られるタイミングだったので
 お顔だけ見に、私だけ日帰りで名古屋往復。
 とーたんもじいちゃんばあちゃんも(こいしのインフル接触者で)面会禁止なので、
 つくしちゃんは1日ベッド上でお留守番。
 同室ママにも助けられて、おりこうだった様子。
・そんなわけで、治療中はずっと隔離…。アイソレーターも導入。
 治療開始11日目に白血球が200に落ち込み、14日目には好中球0。
 CRPも上昇したため、抗生剤を投与。その後落ち着いた。
・グランで白血球4300まで上昇。おお!かつてない上昇率。


◆11クール目【HR専用強化3】3月5日~

・珍しく治療開始予定日に白血球数が1500あり、治療スタート。
 また1週間はくすぶるんだろう、と予想していたので、嬉しい誤算。
・プレドニン内服は、チョコソースで、と思っていたのに…
 ハリゾン+バクタ+糖水にプレドニンを混ぜても「屁でもない」という顔で飲み干すことが判明。
 相当苦いと思うのに…すごいぞ!
・いっぱい外泊できている。

・1月後半くらいから、すごく元気になってきた気がする。
 歌ったり、踊ったり、子どもらしい動作が出てくるようになった。
 「本来のつくしちゃん」が戻ったような、うまく言えないけど、「抜けた」感じ。


◆12クール目【中等量メソトレキセート】4月4日~

・やっぱり髄注は身体にこたえるらしく、入れた日はずっとゴロゴロ。

・4月17日:つくしちゃんのお誕生日にマルクをして、CVを抜去。


◆維持療法(内服治療) 4月19日~

・今回はグランを使わずに白血球数が上がり、治療開始。
 ロイケリン毎日とメソトレキセートが週1回の予定。








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