議会最終日を傍聴し気になる案件を報告いたします。
まずひたち野地区中学校に関する住民説明会を再度求めた請願からです。
今年1月末に行われたひたち野地区の中学校に対する住民説明会があまりにもお粗末であったことから、参加者または関係者が再度説明会を行うように求めていたことからの請願のようです。
この請願は賛成多数で採択されるものと思っておりましたが、可否同数により議長判断で不採択となりました。
その直後、柳井議員(政明クラブ)から動議が提出されました。この動議の中身はこの請願の中身を修正したものですが、修正した個所が請願書にあった市長の出席を求めたものを削除、そして地域住民から牛久市全体での意見交換会を行うといったもののようです。
同決議に対して請願賛成者から多く質疑がありました。この質疑のやり取りの中で動議提出者の柳井議員は、請願書の内容が過激である旨の発言や質問者の問いに対して私もまったく同意見である旨の応答が4回もありました。ならば請願に賛成すればいいのでは?と首をかしげてしまいました。見ていた感想として質問の問いに対して答えが返ってこないので傍聴席からもため息しか聞こえてきませんでした。
同案件に対しては、選挙前ということもあり、中身を知らないひたち野地区住民に対してタイトルだけ掲げ、響きのいいことだけを訴えるためのパフォーマンスではないかと思われます。
そしておまけとして、動議が提出された際、賛成との声が発せられたが、動議の中身を言う前から賛成と発してしまったので、何を根拠に賛成と判断したのか?2名の議員に聞いてみたい。