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こんにちわ。
nursmanです。
最近あまり見なくなりましたが、まだたまに見るこの光景。
患者に決まり事を守らそうとする看護師と自分の要求を通そうとする患者。
正に「看護師 vs 患者」の戦い。汗
このような状況に陥ったことを誰でも一度は経験しているのではないでしょうか。
nursmanは、この状態や関係になることが一番まずいことであると考えている。
結果、どうなるか?
お互いムキになって、関係が崩壊してしまったという事実と疲労だけが残り、そこには何も生まれないからだ。
精神科の病棟では、危険回避のための様々な制約を設けていることがある。
閉鎖病棟であれば、更にその制約は厳しい。
これに加え、危険回避のためではなくそれ以外の目的で制約を強いていることもある。
もっと言うと、「以前からやっている」というような目的不明な制約もあることがある。
これらの規則や制約を巡って「看護師 vs 患者」の関係になることは少なくない。
そのときの看護師の思考の代表はこれだ。↓
「この患者の要求を通してしまうと、ほかの患者に示しがつかない」
「この患者一人、特別扱いできない。他の患者全員そうしなければならなくなる」
『ここで要求を通したら、次の勤務帯で、「Ns○○さんは、やってくれた」と患者が言って他のNsに迷惑が掛かるな』
『「あんたが要求を通すから、私のときにも要求してきたじゃない」と他のNsに言われるのは嫌だな」
「一度、この要求を通してしまうと、今後も際限なく要求してくるに違いない」
こういった思考で、何が何でも看護師は、力ずくで訴えを退けようとする。
さて、その労力はどれだけのものになるのでしょうか。
相当な労力を使ってるのではないでしょうか。
果たして、お互いにそこまでの労力を使って「看護師 vs 患者」の状況になる必要があるのか。
本当にその制限や規則は必要か?
一度、要求を通すと必ず際限なく要求してくるのか?
これらのことをLogicaに考える必要がある。
この表現はあまり好きではありませんが、「医療機関で働く人たちは、サービス業」。
民間の医療機関であれば、この色が濃くなるのは当たり前な話し。
ですから、ユーザーである患者にとっても制約は少なければ少ないほど良い。
もちろん、「安全第一」の考え方を最優先させる原則はあるが、安全に関わらない制約や規則についてもう一度見直してみては如何でしょうか。
考え方の基本は、こんな感じ。↓
「○○したらダメなの?」
○○の部分にこれまで制限制約してきた事柄を当てはめてみて、そのダメな理由を考えてみる。
もちろん、ダメな理由を上記「そのときの看護師の思考」に当てはめるのは、NG。
例1)17:00を過ぎて物品の貸し出しをしたらダメなの?
ハサミや刃物に類似したものは、通常に貸し出すことは安全管理上問題がある。
でも、鉛筆やボールペンだったら、普通に貸し出すことができるな。
ハサミでも、貸し出し方法を工夫さえすれば、貸し出せるかも。。。
例2)お茶はいいけど、ココアを渡したらダメなの?
理由思い当たらず。。。
じゃぁー、両方OK!
普通の見方、考え方、感覚でこれをやると、ダメな理由が見当たらないことが山ほどあるかも知れません。
前回の記事で、日本の医療は、3N(No money,No time,No manpower)お金もなければ時間も人もないと言いました。
ですから、医療から徹底して無駄を省かなくてはなりません。
無駄な労力を使う前に普通の感性やLogicalで建設的な思考を持ちましょう。
いつも最後まで読んで下さいまして、ありがとうございます。
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確かに、患者さんの要求に対してなぜかうちの病棟の看護師もケアも身構え、「どうしたの?」というより「なに?」という感じです。力関係は、あってはならないのにこちらが上という感じなのです。働きはじめに感じていた違和感は慣れとともに薄れていき、普通の感覚がわからなくなってきてしまう。怖いことです。
もう一度看護とは何か考えたり、普通の感覚を取り戻さなきゃ!と思いました。
ちなみに私は精神科病院の開放病棟勤務の看護師です
外来透析施設で看護師長♂しております。
深い話ですねぇ~
維持透析患者さんも大変長いお付き合いになるため、良い面もありますが、お互いにわがままになってしまうことがよくあります。
共同生活の場の規則って本当に難しいです。
コメントありがとうございました。
これって、あるあるネタですよね。
「働きはじめに感じていた違和感は慣れとともに薄れていき…」
↑わたくしも同感です。。。汗
普通の感覚って本当に大切だと思います。
マイクさんの更なるご活躍に期待しています。♪
これからもよろしくお願いいたします。
nonboさんへ
コメントありがとうございました。
実は、nursmanも透析室で働いていたことがありました。
「共同生活の場」というキーワードは、透析室でも大きなキーワードになりますよね。
nonboさんの更なるご活躍に期待しています。♪
これからもよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
それから、精神科看護の世界へようこそ。(笑)
今後とも様々な意見や情報の交換をよろしくお願い致します。