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イギリス人デービッド・アトキンソンさんによる文化財保護の戦い

2017-04-05 10:58:31 | インポート

ベストセラー次々発刊


日本は変わるべきなのか、それとも、このままでいいのか。


アトキンソンさんはゴールドマン・サックス監査室長を退いたあと
小西美術工芸社の社長に
就任なさいました。


日本の効率を悪くしているのは、習慣を変えない固い頭。
銀行は、海外ではおそくまで開けている。
出典 「イギリス人アナリスト日本の国宝を守る」講談社


日本の国力は、GDPではなく、一人当たりGDPで見るべきである。
これだとかなり下位です。
出典 「イギリス人アナリスト日本の国宝を守る」講談社


アトキンソンさんの言っていることは、もうずっと前から言われていること。
欧米的なロジカルシンキングと
日本の習慣との違い。
日本はとりあえず、その場をごまかしてでも
仲間を守ろうとする。
そのことの素晴らしさ、強さは我々日本人はわかっているつもりだ。
しかしそれが結果的にいいのか悪いのか。
東芝が、上場廃止になりそうです・・・


文化財については、
日本はたくさんいいものを持っているのだから
それを経済に活用すべきだと
言っている。
きわめて明快な主張。
イギリスなどの予算の
10分の1しか使っていない


日本はそう簡単には変わらないかもしれない。それが国民性というもの。難しい。


みんながまとまって丸くものごとをすすめてゆく、日本のやり方。その暖かさ、いこごちのよさは、誰も経験済み。
だが、その穏やかな時代が、もう時代遅れになるかもしれない。