『最低賃金引き上げ 小規模飲食店など負担増、倒産増の懸念も』
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-_economy_business_BEU27I4VGNNG5EXNXKEVFDXB7I
高度成長期。
まさに、国がひとつの工場で。
夫婦は、「夫は仕事に全力、妻は家にいて家事・育児・介護、余力があればパート」という完全分業。
学生の人数も多く。
あくまでも、
「世帯主の稼ぎで生活が成り立っていた上での」
パート、アルバイトだった。
(パート・アルバイトを、彼らの能力に対して、すごく安く雇えて。高度成長自体、その下駄をはいていたのでは…という気さえする…)
しかし。
世の中は変わり。
特に、消費税導入後。
非正規が爆発的に増えた。
「パート・アルバイトの時給」で、生活し、子どもまで養わねばならない人がざらにいる時代になった!
それなのに。
雇用側。
特に、中小零細は、その理解なく、「なんとなく相場と思いこんでる人件費」で、予算をたててしまっている。
で。
「出せないんだよ」
と言っている。
出せないなら、最初から、「自分だけのワンオペでまわり、収支もつりあうサイズの飲食店をやる」のが正しいんじゃない?
と思う。
(店主の奥さんは、すでに無給で、一緒に店をやってるかも…。
それは昔と同じだ。カネのない時は奥さんがただ働き。儲かってきたら、何故か、店主は愛人を作って、その出費を経費にし…。店舗も土地も、所有していても旦那さんだけの名義…)
高齢の飲食店経営者が、「年金をもらいながら」「店舗への投資も、もうしないつもりで」、ナゾの赤字経営を続けているのを見て、何か勘違いしてるんじゃないか?
人口も減るから、フツーにやってたら、お客も減るんだし…。
そういえば…。
20年くらい前?
「誰か、働ける人いない?」
と、紹介を頼まれることが、ままあったが。
もちろん、自分も働いていたし。
いくら思い出しても、働ける状況の友人・知人の女性たちは、既婚・独身問わず、すでに全員、働いていた!
世の中は、とっくに、経営者の「昔」のイメージと違っていた!
むしろ。
「都合よく、欲しい時期だけ雇えるパート・アルバイト」の時給は、正規の給与・手当の時給換算より高いのが、当然かもよ!
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賃金を上げても 支払いを行うのは各事業体。
国が金を出す訳でもない と常々思って居るところです。