物は、使わなくても、劣化する。
亡父の電動アシスト自転車を、しばらくワタシが使っていたが。
より、自転車使用度の高い甥1号の、かなり長く使ったフツーの自転車と、交換した。
当初、
「電動アシスト、誰が乗ってもいいのよ」
とワタシが言ったのに。
「充電がどのくらいもつのか、わかんないから乗りたくない」
と、まったく気がなかった弟一家。
だが、ある朝、急に、甥1号の自転車が故障し、
「修理するまで貸して」
と言われ、何日か貸したところ、結局、電動アシストの方が楽だと、ヤツも気づいたらしい。
ワタシ「取り替えようか」
甥1号「いいの?」
物は、使わずにいても劣化する。
そこそこの値段だった電動アシスト、あまり乗らないの、気になっていた。
有効に使いたい。
以来、ワタシは…甥1号が結構長く乗っていた自転車を使用。
車をやめたので、お使いの足などは、自転車。
タイヤの空気漏れとか、そこそこ起き、それを買った近所の自転車屋さんで修理してもらう。
何日か前。
リング錠…というのでしょうか。
鍵をかけるために、小さなレバーを、ぐるっと押すのですが…。
そのレバーのアタマが、劣化して、とれてしまい!
金属の棒が一本残っているばかり…。
鍵のあけしめの時だけ、とれちゃったアタマを押し込み、なくさないようにしていたが…。
いよいよヤバいんじゃないか、と覚悟しつつ、自転車屋へ。
自転車屋さんのお兄さん(…と、ワタシには見えるのだが、40代か、もっと上かもしれん…)、
「間に合わせですけど」
と、ありあわせの部品をくっつけ、直してくれたうえ。
錠に、滑るスプレーかけて、鍵をかけやすくしてくれた。
「おいくら?」
「あった部品だから、いいですよ」
もしリング錠をかえるなら、いくらか聞いたら、3000円くらい、するんだと!
「あたし、自転車、買い換えるべき?」
すると、自転車屋さん、
「まだ乗れそうですけどね」
いい自転車屋さんね、と思いつつ、帰ってきたが…。
もう新しい自転車買う年齢じゃない、て、思われてるのかな、とゆー残念な想像もアタマをよぎる…。
とにかく、タダで直してもらえて、よかった…。
そこの自転車屋さんは 良心的ですね。
お兄さんに
稼業を愛するプロですよ。