とび工事業の倒産が最多、とび職人不足や物価高が重しに
EXIT兼近の自伝的小説に。
大工だったか、最初に就職した先がブラックで、続かなかった。
という部分があったように思う。
わかるような気がする。
必要な人材なのだから。
大手建設会社がカネ出して、「無料の養成所」を、全国にいくつか作ればいいのに。
で。
「この人なら」
というベテラン職人さんを講師にして。
真面目にやる限りはいいが、そうでなければ退校とし。
養成し。
現場に出たら、賃金を払う。
何重にも下請けにしてないで。
大手が管理できる会社に、とび職などの専門職を所属させれば。
「何次下請け」みたいにならず、現場のギャラがあがり、人材を確保できるし。
「経営」能力のない社長さんたちを、何人も通して、現場のギャラを減らさずに済む。
これこそ、合理化。
近年。
いい大学卒の、若いベンチャー社長や、その社員たち。
データをいじくる商売ばかり考え、悦に入ってる感じ。
もっと必要で、実は若いうちに稼げる「現場仕事」、いろいろあるのに。
追記。
日当5万円超でも苦戦する事態も顕在化…2024年問題による"人手不足" 「効率化&技術継承」に打開策を見出す建設現場 北海道
社長さん次第で、若者が入社する会社もあるが。
少数派!
『…「うちは大工が社員として在籍しているのが会社としての特徴で、全国的に見ても少数」(武部建設 武部 豊樹 社長)
武部建設では約30年前から社会保険を完備した社員大工としての雇用を進めてきました。
「仕事がなくなったり薄かったり、安定感のない時に保証があるかないか。就職段階で学校の先生も考えるし、親御さんはもっと考える。だから若い人が職人として入ってこないのが現実的な姿」(武部社長)
一般的な工務店では、大工は正社員ではなく業務委託や請負として下請けになっています。肉体労働をする大工に社会保険などを整備し生活を支えることで、若者にも建設業界を選んでもらおうと導入しました。
さらに、技術の継承です。現代の木造建築は、コストカットや工期短縮のため工場で生産された木材で住宅を作る「プレカット工法」が90%以上を占めていますが、武部建設は、伝統技術による木造建築にこだわり社員大工を育てています。…』