インボイス制度半年 新たな納税で小規模事業者に影響も
いわゆるフリーランスの収入減がでかい、だけでなく…。
税理士事務所の廃業が増えちゃった???
こっちにも高齢化はあるからね…。
『信用調査会社の「帝国データバンク」によりますと、去年1年間に「税理士事務所」が休業や廃業をしたケースが全国で81件あり、おととしの30件から2.7倍に増えています。
この増加率は、調査したすべての業種の中で最も高いということです。帝国データバンクは、業界の高齢化や競争の激化、さらにインボイス制度の導入で、税理士に新たな業務が加わり、コストを報酬に転嫁できない事務所の中には、経営が悪化しているケースがあると分析しています。
中小企業の経営者の団体からは、税理士事務所の休廃業がさらに増えれば、企業の相談先の選択肢が減ることにもつながるとして、懸念する声が聞かれました。…』
やっぱ、日本は、「団塊世代経営者」が多いから。
社長退場にともなう廃業は多く、企業の「数」が自然減すると、顧問先というパイが小さくなり、税理士業にとっては、きびしい時期に入っている。
会計ソフトの導入で、中小零細でも自前でやり、「記帳代行」も減る流れ。
(中小零細でも一斉に会計ソフトを入れたのは、「消費税対応」のためだ! それまで、手書き帳簿でできていた小さな商店なんかでも、「消費税」はソフトがないと、事務処理が増えて、ムリ!)
そのわりに、税務署OBも、退職後、税理士になったりする。
「だから」、税理士事務所の仕事が減らないように、ムリムリに「インボイス」始めたのかな、と想像してたけど…。
「税理士会」という「医師会」みたいな政治団体があるし。
でも、カツカツでやってるスタートアップや、フリーランスから、実際いくら消費税を取れるんだ?
そこからさらに、税理士事務所が手数料を取るとなったら…まじ、継続できないのでは…???
と思ってたら…。
ほんとに、そうじゃん…。
消費税は、「イレギュラーが多い…ように見える」なかなか厄介な税金で。
一般の方が、「仮受け消費税-仮払い消費税=納税する消費税」でしょ? と思ってるような単純なものではない。
高齢化と人手不足。
ワタシとしては…。
消費税、まるごとやめちまって、「全国の無駄な事務仕事」を減らす方が、「全体の生産量」があがるんじゃないか? と思うほどだ。