いつも徘徊…散歩をともにしている友人T。
長い付き合いだが、こんなに散歩なんかすることになるとは、思わなかった。
Tは、鳥や花が好きだ。
「あ、○○の鳴き声じゃない?」
などと、しょっちゅう言う。
ワタシは全然興味がなく、いくら言われてもわからないし、覚えられず、覚える気もなく。
「わかんない」
それは、お互いに、問題ない。
多分…。
コロナになって外出が減り、ますます散歩は続く。
よそのお宅の庭の、いろいろな花を楽しませてもらった。
ゴミだらけの海岸や川っぷちの雑草の花まで。
そんな散歩の中。
「あの花、きれいな色!」
と、Tが、かなりの頻度で言うのだが、これが見事に。
微妙に、こっちの好みじゃない!
たまに違うならともかく、毎回、あわないのは、もはや、すごい!
もちろん、たいした問題じゃない。
「うん」
とウソの返事をしておけばいい、という気もする。
しかし、ほんとに結構な頻度だし、つねに、「見事なまでに、好みじゃない!」のだ。
これに「うん」とウソを言うと、微妙なストレスになって、積み重なりそう。
でも、「ちょっと好みじゃない」と、正直に言えばよさそうなところ、なにやら、ちょっと言いにくい。
今は「返事しない」で、すませている…。
好みが合わなくっても 長い間付き合えるって
不思議。
でも良好な関係性を保てるって 素晴らしいですね。