怠惰なバレンタイン

今年のバレンタインの準備。



数日前、甥２号に、
「どんなチョコ欲しい?」
と聞くと。
「ポケモンのに決まってるデショー」
と、言われた。
決まってるのか？
（当人は、さすがにバレンタインのためとは気づかなかったらしい）

ポケモンのカードのついた、要するに玩具菓子があるらしい。
そうと聞けば。



幼稚園児に、他の面々と同格の、立派なのを買う必要もないっ。
（…て、ナニを今頃…）

とりあえず、スーパーへ行ったついでに、私からと、母からの分として、２個購入。
１００円くらいだったため、ポケモンのラムネみたいなやつも、おまけに購入した。



次に。
甥たちの父親、つまり、弟だが。

彼は別にチョコでなくてもいいだろう、むしろ酒だろう。

毎年、律儀にホワイトデーのお返しもくれるし。
今の部署は残業がなく、残業代が入らないのが、むしろイタイと、さかんに話しているので（日本の勤労者には、ありがちだよね…）、お互い、無駄なくやりたいものである。

キマリ。
酒だ。

で。
この連休、外出しようとした弟に、私は、
「ねえ。帰りにあんたの飲みたいお酒を１本買ってきてくれない？」
「なんで？」
「それを、バレンタインにあんたにあげるため」
自分で買えば、好みのが買えるはずである。
「ははは…考えとくよ」

でも、忙しかったのか、買ってきてくれなかった。



今日、母と出かけ、テキトーな洋酒一本と、テキトーなチョコを必要個数、買ってきた。

リボンを買ってこようかと思ったが、
「あの子たち、包装紙なんか、すぐビリビリにしちゃうわよ」

そーなんだよね。

探してみたら、ナニかについていたリボンがしまってあった。
それにアイロンをかけ！　ポケモンの玩具菓子など、くくった。



準備完了！
…怠惰というより、合理化状態？

2/15追記。
ポケモンのチョコは、２箱にそれぞれカードが一枚入っていたが、
「同ジノダッタ…」
と、甥2号が無念そうに持ってきた。
うっ…。

バレンタインの惨劇 - 西湘ケチおばRIN