幼児教育、一部無償化=制度設計は持ち越し―「人づくり」政策パッケージ・政府
テレビを見ていた。
女子体操は、なぜ、なかなか国際試合のメダルを取れないのか?
「女子のピークは高校生くらい。
でも、日本では義務教育がある。
日本で中学の勉強をしてる時間と、練習してる時間、海外では量が逆」
との、コーチのコメント。
スポーツ選手は、体だけでなく、頭もそれなりによくないと、成績が出ないような気がする。
集中力も高い。
中学・高校で、「ぼやっとしている他の生徒と合わせて、教室にいなければならない」のは、時間の無駄では?
効率的なカリキュラムを組めば、スポーツに振り向ける時間が増える。
スポーツだけでなく、音楽などの分野も、若いころからの集中的なトレーニングが必要だ。
そりゃー、全員が、各自のジャンルで大成するとは、言えない。
しかし、今だって、たとえばプロ野球選手になっても、ほんとにそれで食っていけるか、引退後、どうするのか。
日本には、フォローするシステムがない。
指導者に転身するなら、そのためのプログラムがあれば、スムーズ。
いろんな道があることが、変化の速い世の中に必要な、多様な生き方を、逆に可能にする気がする。
五輪、五輪、と言うけれど。
建物を建て、テレビが売れるとか、そんなことばかり。
選手たちとその家族が何年も、自腹で、積み重ねてきた年月も知らず、
「またメダル取れない」
と、その瞬間だけ、文句言う。
まさに、人を育てる経済的システムが必要なのに。