おばさんの独り言

お気楽主婦のなんの意味も無い独り言。

私のゴールデンウィーク

2014-05-07 20:45:16 | Weblog
在宅で、介護に頑張っている人たちには、笑われてしまうかもしれないけれど、今回の連休は、2泊3日の母の介護生活でした。
立ったり歩いたりが大変になって来ている認知症の母との生活は、筋肉痛のおまけつきでした。

実家への行き帰りには、入院中の父の所へも寄りました。
車から車いすに乗り移す時、その逆が一番大変でしたが・・・。
病院にある車いすに母を乗せて、病室へ行くと父は、大喜びで、同室の人や看護婦さん達に母を紹介していました。
車いすを押して、病院の玄関まで送っても来ました。

夫婦って不思議なもので、そんなに仲の良い夫婦でも無かったのですが、娘にも解らない奥の方で結ばれているんでしょうね。
あんなに父が喜ぶとは思っていませんでした。母をいとおしく思っているんだと伝わって来ました。

母も私のことは、良く解っていないのかもしれませんが、父のことは、なんとなく解っているようでした。
寝言でも「お父さんが・・・」と、夢を見ているようでした。

力づくの介護で、母も疲れたことでしょう。
施設に入っていて、時々家に帰ってくる時に介護するだけなのに、こんなに大変なんだから、在宅で介護している人たちは、どんなに大変だろうと思います。
老老介護ならなおさらです。共倒れになるのは、目に見えていると思います。

政府は、在宅介護を推し進めて行くようです。
私達が介護を受けるころには、今よりももっと施設に入るのは大変になると思います。

私のゴールデンウィークは、両親の愛情と自分たちの老後について考えさせられる日になりました。

それにしても「ホームヘルパー」の勉強は、今回とっても役にたちました。
知識ってやっぱり大事ですよね。
一番役だったのが、母が、椅子から立ち上がることに失敗して床に座り込んでしまった時でした。
私一人の力では、母をもう一度椅子に座らせるなんて出来そうもありませんでした。
そこで思いだしたのが「赤ちゃんが立てるようになるまでの動きを思い出せ」でした。
人は、立つまでにはいはいして、伝わり歩きして、立つ。ですよね。
母にうつ伏せになってもらって、四つん這いになり、ソファーのひじ掛けにつかまって体を起こす。
その後は、腰を持ち上げてソファーに座られることに成功
汗だくでした。
この知識が無かったら、とても母をソファーに座らせることは、出来なかったと思います。
介護は、人間の動きに合わせてすると良そうです。

何かのお役にたてば・・・