東京スカイツリー下町6区巡り
飽きっぽい性格ゆえ、何かに取り組み、続けるために、いつも一計を案じるのですが、
ウォーキングの場合も一計を案じ、その結果、お楽しみを作って10年以上続けております。
その「お楽しみ」も年を追うごとに増えておりますが、ブログを始めたら、爆発的に数が増えました。
(えらいこっちゃ。)
どんな「お楽しみ」があるのか、すべてを書くのは大変なので、1つだけにすれば、
ウォーキングコースを含む街ならではのものに触れる、ということでしょうか。
特産品やイベント、自然に街並み、そして歴史など。
こうしたものに触れると10kmのウォーキングも苦なくできますし、
旅行のような感じになるので、またウォーキングに出かけたくなります。
しかし、街ならではのものに触れるには、色々調べなければなりません。
街ごとに1つ1つ調べていくのは、かなり大変です。
ガイドブックを読めばいいじゃないか、と思われる方もいらっしゃると思いますが、
私が出かけていく街はガイドブックに載っていない所が多いので、独自に調査をしなければなりません。
調査そのものは決して嫌いではなく、むしろ旅行はここから始まっていると言っても過言ではありません。
きちんと調査をすればするほど、調査対象のものを街で見かけた時の喜びはひとしおです。
ですから、図書館などでコツコツ本を読むことはウォーキングを続けるには大事な作業となります。
ところが1つの街を調べるために読む本の数は膨大です。
最近はようやく読書の時間も取れるようになりましたが、
「読む」作業より、「書く」作業の方に時間が取られ、思う存分、本を読むことができません。
ですから概略だけでもきちんと押さえた本があると、ものすごく助かります。
大まかとは言え、その街のことがちょこっと分かりますし、調査テーマを絞ることができます。
さて、先日発売された『東京スカイツリー下町6区巡り おさんぽ案内貼』。
東京スカイツリーのオープンを機に葛飾区・台東区・墨田区・江東区・足立区・江戸川区が
共同で作成した、下町地域の観光情報満載の街歩きの冊子です。
足立区・葛飾区は調査を継続していますが、それ以外の所は把握できていない私にとって、
他の区の調査を始める第一歩となるべきガイドブックであります。
イベントや伝統工芸、名所を巡るウォーキングコースなど、内容も充実しており、
コンパクトにまとめられています。
しかも1冊100円という手頃な値段。
難を言えば、販売場所が限られていること。
私は亀有(葛飾区)の「亀有ゆうろーどサービスカウンター」で買いました。
好評のようなら、書店でも買えるようになったらいいですね。
東京スカイツリーを見ながら、色々な街を散策してみたいと思っている方にうってつけのガイドブックです。
各区の販売場所については下記のサイトににてご確認ください。
こちらの冊子に目を通して感じた事は、
もしかして、最近、街歩きって流行っているんですか?
そうだとしたら、なんかうれしいなぁ。(笑)
ただ、訪れた先の街では地元の方に迷惑をかけないよう、マナーは守りたいですね。
ますます、街歩きをする人が増えますように。
追記
街の概略を押さえる時、葛飾区だったら、
ぜひ『東京人』2012年3月増刊号を読まれることをおすすめします。
葛飾区の名所からハイボールの作り方まで実にディープに調べられており、感心します。
私は葛飾区に在住している間は、どこかで葛西氏のことを調べなければと思っているのですが、
この本に葛西氏のことが出ているので、ものすごく助かりました。
葛飾区にこれから訪れる方にも、それから葛飾区民にもおすすめの本です。